塗装職人の有志結集　ひめゆり平和祈念資料館きれいに

戦後８０年を迎える２０２５年、平和を発信する拠点を守り継ぎたいと塗装業の有志たちが９日からひめゆり平和祈念資料館の外壁を塗り直しています。

ひめゆり平和祈念資料館の塗装に取りかかったのは全国の塗装職人の有志でつくるＮＰＯ法人の「塗魂ペインターズ」です。

戦後８０年を迎える中で資料館を綺麗にして守り継いでいきたいと９日は３５人が高圧洗浄機を使って汚れを落としました。

ＮＰＯ法人塗魂ペインターズ佐々木拓朗会長：
そんなに遠くない昔にそういう時代背景があったということを考えると、いま生きている人間たちで一生懸命何かできることをやらなければという思いがあるので、綺麗になった館に来場いただけると我々としては塗ってよかったと

最終日の１２日には地元の人々にも参加してもらい見栄えの良いひめゆり平和祈念資料館に仕上げる予定で、塗魂ペインターズは今後、広島や長崎にある平和の発信拠点の塗装にも取り組むことにしています。