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重慶爆撃の体験者 日中友好訴える
日中戦争で日本軍の爆撃を受けた中国・重慶の被害者や遺族が6日那覇市で講演し不戦の思いを訴えました。
重慶爆撃は1938年から1944年にかけて、当時の中国・国民党政府の首都・重慶に対し日本軍が行った無差別爆撃で、犠牲者は1万人を越える言われています。
6日の講演では、アメリカ人が撮影した1940年8月の重慶爆撃を記録した映画が上映されました。
現在92歳で、重慶爆撃で姉2人を失った戦争体験者が当時の惨状を伝えるとともに、平和のための連帯を訴えました。
重慶爆撃被害者・粟遠奎さん(92):
日中両国の間の永続的な平和のために私たち重慶と沖縄が一緒に連携して頑張りましょう
主催者らは今後も交流し、日中友好と不戦の思いを共有する取り組みを続けます。
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