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台湾有事などを想定した政府による住民避難計画 市民団体が反対声明「戦争準備の一環だ」
有事の際に先島地域の住民を九州などに避難させる政府の計画は、「戦争準備の一環だ」として市民団体が反対する声明を発表しました。
政府は、台湾有事などを念頭に先島地域5市町村の住民を、九州各県や山口県に避難させる計画を策定し、このなかでは6日間で12万人を輸送するとしています。
この計画について「ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会」は事実上の住民疎開で「戦争準備の一環だ」と反対する声明を発表しました。
また、「突発的におこる軍事行動のなかで住民を避難させるのは不可能」と指摘しました。
会では沖縄防衛局に対し、「ミサイル配備などの戦争の準備を即時中止」を求める方針です。
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