【沖縄県】６０代の会社役員の男性がオレオレ詐欺で約１７０万円だまし取られる

１７日、本島南部に住む６０代の会社役員の男性が警察官を装ったオレオレ詐欺の被害にあい、約１７０万円をだまし取られました。

１７日午前９時前、本島南部に住む６０代の会社役員の男性のもとに、沖縄県外の警察官と検事を装った２人の男から電話がありました。

「あなたをマネーロンダリング事件の容疑者として捜査している。身の潔白を証明するために手続きをする必要がある」などと言われ、男性は指定された口座に複数回に渡って、合わせて約１７０万円を振り込んだということです。

男性は金を振り込んだ後に、インターネットで詐欺の手口について調べたことで、被害に気付き警察に通報しました。

沖縄県内では２０２５年に入って３月１８日までに、特殊詐欺による被害が６０件確認されていて、被害額は約９５００万円にのぼります。

このうちオレオレ詐欺は１６件で、約３１００万円がだまし取られていて、その全てが警察官を装った手口だということです。

警察は不審な電話があれば１人で判断せず、必ず家族や友人、警察に相談するよう呼びかけています。