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バイオ燃料の実証実験
サトウキビの搾りカスなどで作られたバイオ燃料を使った発電する実証実験が恩納村で行われました。
JAXA沖縄宇宙通信所にある発電機のディーゼルエンジンを動かしているのは「バイオ燃料」です。
東京大学を中心とする研究チームは「バガス」と呼ばれるサイトウキビの搾りカスや廃棄される木材から作られるバイオ燃料の活用を目指しています。
初の燃焼実験ではバイオ燃料で発電機を1時間稼働させることに成功し、関係者は安堵の表情を見せていました。
東京大学 小原聡 特任教授:
今日のところは成功ですけれども、これで終わりで万々歳でみんなハッピーになるという事ではなくて我々は次の課題を見据えて取り組んでいくという状況です
研究チームは今後、鹿児島県の種子島でバイオ燃料の量産に取り組み2030年ごろの実用化を目指しています。
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