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小型波力発電の実証実験 脱炭素先行地域の与那原町で
与那原町では波の力で発電する新たな装置を使った実証実験が行われています。
与那原町は環境省の「脱炭素先行地域」に選ばれていて今回の実証実験はベンチャー企業などと連携した取り組みです。
与那原マリーナに設置されたのは波の上下の揺れを動力源とする小型の発電装置で波の強さに合わせ安定的に発電できます。
大型で沖合に設置する従来の発電装置に比べ設置費用やメンテナンスの負担も軽減されます。
2026年度までに350台を設置する予定でそれにより700戸の電力をまかなう事ができるということです。
グローバルエナジーハーベスト速水浩平代表:
沖縄の台風の時期も実証期間に入れていますので、問題なく乗り越えたとなれば世界中、どこの海でも使えるんじゃないかと思ってます
与那原町の照屋町長は、「実験が成功し、再生エネルギーの活用が全国に広がる事を期待したい」と述べました。
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