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沖縄戦をVR教材で学ぶ 豊見城市教委がコンテンツ製作
沖縄戦に関する証言や映像記録を仮想現実・VRで再現し平和学習に活用しようという取り組みが豊見城市で進められています。
豊見城市教育委員会は3年前から戦前や戦時中、そして戦後の風景などを仮想現実・VRで再現したコンテンツ制作に取り組んでいます。
小中学生向けのコンテンツはタイムトラベルをする「時空記者」が取材をするとの設定でVRに再現された集落や学校などを回ります。
証言内容から再現されたVR空間でモノに触れたり、人に話しかけたりする事で情報が得られ沖縄戦に至る経緯やどのような被害があったのかを理解し、考えてもらおうというものです。
▽沖縄国際大学南東文化研究所 喜納大作特別研究員:
戦争はいけないという思いも重要なんですが、なぜ戦争になったのかそういったところを考えていくことが必要かと
豊見城市はデジタル教材として来年度から市内の小中学校で使用するということです。
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