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首里城正殿の「金龍」を搬入 国王専用の手摺も

首里城正殿の柱を飾る「金龍」の彫刻作業が完了し、先週、報道陣に公開されました。

公開されたのは「金龍」の阿形と吽形で、大きさはそれぞれ1.3メートル、高く突き出した龍の腕は県産のクスノキが使用されています。

2体の金龍は、首里城正殿の正面中央にある向拝柱の奥に設置されるもので、今後、金箔の塗装が施される予定です。

▽「金龍」阿形を製作した彫刻家 儀保克幸さん:
「首里城の彫刻物は割と平面的なものが多い中で、唯一かなり立体的な動きのある作品なので、そういったところを見ていただきたい」

▽「金龍」吽形を製作した彫刻家 吉田俊景さん:
「かわいいのができたなと思って、このあと金色に塗られるのがすごい楽しみです。本当に生きている龍がいると感じてもらえたら嬉しい」

また、あわせて公開された国王専用の階段の手摺は県産のイヌマキが使われていて来年2月ごろに設置したあと塗装される予定です。

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