7万人の移動手段 ゆいレールの一部運休でどうなった
沖縄都市モノレールゆいレールはおととい、工事の為、一部区間の運行を終日休止しました。
土日はおよそ7万人が利用する区間、大きなトラブルはなかった一方、空港利用者からは困惑の声も聞かれました。
沖縄都市モノレールは先週車両専用の新たな基地を整備するため土日の二日間、那覇空港駅から牧志駅までを終日運休すると発表しました。
この区間の利用者はおよそ7万人沖縄都市モノレールは代行バスを出して対応しました。
▽旅行客:
「子どもが(モノレールに乗るのをを)楽しみにしてたから、ちょっと残念かな。普段ね(モノレールに)乗らないので」
▽利用客:
「しょうがないのでバスで移動するしかないなと思って」
代行バスは各駅12分間隔で運行され混雑はみられませんでした。
▽代行バス利用者:
「観光業はね、なんで土日にやるんだというけど、平日だったらね、通勤通学が大変だから仕方がないなと思います」
代行バスの利用者は5000人程だった一方、別の場所では・・・。
▽譜久村司記者:
「ゆいレールの一部区間終日運休を受けてタクシー乗り場には長蛇の列ができています」
▽旅行客:
「モノレールさっき乗ろうとしたら止まってて、全然知らなかったんですけど、大変ですね。タクシーこんなに混んでるとは思わなかったので」
▽旅行客:
「(タクシーを待って)10分くらいですね。明日からレンタカーなので、今日の辛抱と」
県ハイヤー・タクシー協会はゆいレールの一部区間運休の発表を受け那覇空港で待機する車両を増やして対応しました。
乗客数は普段の3倍近くに上り、空港内の道路が混雑した午前中は乗車待ちの長い列ができましたが午後には解消したということです。
工事が予想より早く完了しゆいレールはきのう始発から全区間での運行を再開しました。
沖縄都市モノレールの担当者は「事前の呼びかけが功を奏し大きなトラブルはなかった」とした上で「今後も分かりやすくお知らせできるよう工夫していきたい」としています。
あわせて読みたい記事