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戦時中疎開していた台湾の学校から元学徒に78年越しの卒業証書
太平洋戦争の影響で当時、通っていた台湾の学校で卒業を迎える事ができなかった男性に78年越しに卒業証書が贈られました。
卒業証書を贈られたのは、宮城政三郎さんです。
宮城さんは1944年に家族のいる台湾に疎開し、現地の高雄中学校に編入しましたが、翌年に旧日本軍に動員されて終戦を迎え、学校を卒業できずに沖縄に戻りました。
同級生の多くを戦争で亡くした宮城さんはその後、長年に渡り戦争の悲惨さを訴える活動を続けていて、その活動を知ったかつて宮城さんが在籍していた学校の後進となる高雄高級中学から78年越しに卒業証書が贈られました。
宮城さんは卒業証書を受け取ると、涙ぐみながら感謝しました。
宮城政三郎さん:
「ありがとうありがとう」
荘福泰校長は「卒業証書を手渡せて感極まるものがあった。宮城さんの世界平和への活動に感銘を受け、大変誇りに思います」と話していました。
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