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ダムの貯水率低下し続ける沖縄本島 めぐみの雨いつ?
県内11のダムの貯水率はきょう午前0時時点で49.2%。平年を27.7ポイント下回っています。
去年9月から少雨傾向が続くなか、待ち望まれる恵みの雨はいつ降るのか。沖縄気象台に聞きました。
高嶺芳カメラマン
「うるま市と沖縄市にまたがる倉敷ダムです。少雨が続きダムの水位が減っています。地表もむき出しの状態になっています」
県企業局によりますと県内11のダムの貯水率は午前0時時点で49.2%で、平年のこの時期に比べて27.7ポイント低くなっています。
沖縄地方では冬場の降水量は例年少ない傾向にありますが、先月は高気圧に覆われた日が多く低気圧や前線の影響を受けにくかったため、平年の42%とかなり少なくなりました。
この先まとまった雨は降るのでしょうか。
沖縄気象台予報課・玉城和男技術専門官
「向こう一週間みても、曇りや晴れの日はありますが雨の予想がありません、前線が本州付近を通るが、沖縄からは遠くにあって曇り程度と言う予想になっております」
1か月予報の降水量はほぼ平年並みとされていますが、もともと雨が少ない季節でもあるためダム貯水率がすぐに大きく回復することは期待できなさそうです。
沖縄気象台予報課・玉城和男技術専門官
「今の時期は例年でも雨が多い時期ではない。気象情報を確認していただき、雨の少ないときはぜひ節水に心がけていただくようお願いいたします」
ダムの水をなるべく温存するために私たちにできることは節水。
トイレや洗面所、食器洗いや洗濯の際、一人一人のこまめな節水が大きな効果となります。
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