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沖縄県議会の与党会派 玉城知事に辺野古の設計変更申請を承認しないよう要請

普天間基地の辺野古への移設に伴う設計変更の承認を迫る国の「指示」が期限を迎えるのを前に、県議会与党会派の代表が玉城知事と面談し、与党議員の総意として承認しないよう求める文書を手渡しました。

辺野古沖の軟弱地盤の改良に伴う設計変更をめぐる裁判で県が敗訴したことを受け、国土交通大臣は県に承認するよう「勧告」しましたが、玉城知事が判断を先送りしたため承認を「指示」する文書を出し、回答の期限は4日となっています。

こうした中、県政与党会派の代表が2日に玉城知事と面談し、承認しないよう要請する文書を手渡しました。

文書には24人与党議員全員が名を連ね、4年前の県民投票で示された埋め立てに反対する民意を尊重することなどを求めています。

照屋大河議員
「承認しない決断をする知事を与党全体で支える。与党の思いは伝わったと思っている」

玉城知事は「しっかり受け止めて決断したい」と応じたという事です。

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