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平和の礎365人の追加刻銘版を設置 沖縄・慰霊の日を前に
今月23日の慰霊の日を前に糸満市摩文仁の平和の礎では20日、今年名前が追加された365人の刻銘版が設置されました。
糸満市摩文仁にある平和の礎には国籍や軍人・民間人を問わず沖縄戦や太平洋戦争などで犠牲になった24万人余りの名前が刻まれていて、県は遺族などから申告を受け毎年追加刻銘しています。
今年は県出身者24人と県外出身が341人のあわせて365人の名前が追加され20日、刻銘版を設置する作業が行われました。
▽沖縄県子ども生活福祉部女性力・平和推進課 新垣耕班長
「名前が刻まれたことは確かに生きていたという事になる。戦争の悲惨さや愚かさを伝え続ける事ができるし戦争を2度とやってはいけないという事を広く国内外に沖縄県から発信したい」
平和の礎に刻まれたのは24万2046人となりました。
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