沖電来月値上げへ　政府が了承

政府は沖縄電力を含む電力７社の電気料金の値上げ申請について、１６日の関係閣僚会議を開き、来月からの値上げを了承しました。

値上げを申請していた大手電力７社のうち、東北と北陸、中国、四国、沖縄電力の５社は４月の実施を国に申請していましたが、岸田総理の指示による審査の厳格化で値上げ時期が先送りとなっていました。

沖縄電力は去年１１月に家庭向けと企業向けの全体平均で４３．８％の値上げを国に申請していましたが、燃料価格が一時的に下落したことから、先月４０．９％に値上げ幅を圧縮し再申請していました。

政府は１６日の関係閣僚会議で値上げを了承し電力各社の電気料金が来月から値上げされることになりました。

沖縄電力はウクライナ侵攻や燃料価格の高騰が経営を直撃し、昨年度の決算は過去最大の５０２億円の赤字となりました。