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金武町の水道水などからPFAS検出 浄水場に活性炭の導入を検討

金武町の水道水や地下水源から人体に有害とされる有機フッ素化合物・PFASが検出されている問題で、町はPFSAを取り除くため、浄水場に活性炭の導入を検討しています。

金武町の水道水からはおととし6月と先月の検査で、PFASが国の暫定指針値の1リットルあたり50ナノグラムを超える値で検出されたほか、水源となる地下水からも指針値の3倍を超える値で検出されています。

14日、仲間町長は、町内の浄水場にPFASを除去するための活性炭を導入する考えを示しました。

▽仲間一町長答弁『有効的な対策として浄水場のろ過装置に粒状活性炭を敷き込み、PFOSを吸着させ、除去することを今検討している』

町は3000万円あまりの費用を盛り込んだ補正予算案を今月18日に提出する方針です。

いっぽう、町民などが求めているPFASの血中濃度を調べる検査については、県内で測定する器機や技術がなく、町が単独で取り組むことは困難で、国や研究機関に協力を働きかけていくとしています。

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