公開日

米海兵隊の那覇軍港訓練 今後の訓練使用も示唆

no image

今月アメリカ海兵隊が那覇軍港でオスプレイなど航空機を使用した大規模な訓練を行ったことを受け、県は関係機関に抗議しました。

16日午前、キャンプ・フォスターを訪れた県の溜基地対策統括監はアメリカ海兵隊政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐と面談しました。

溜統括監が「市街地に近い那覇軍港での訓練は県民に新たな基地負担を強いるものだ」と指摘したのに対し、オーウェンズ大佐は運用に問題はなかったという認識を示し、今後も訓練で使用することを示唆したということです。

15日、謝花副知事は外務省沖縄事務所の橋本大使と沖縄防衛局の小野局長を県庁に呼び出し抗議しました。

▽謝花副知事
「(本土に)復帰して一度もそういった(那覇軍港での)訓練は無かった。中国の台頭や台湾の問題とあるなかで沖縄が戦場と化すことを想定させてしまう、否応なしに」

謝花副知事は今後、同様の訓練を行わないようアメリカ軍に申し入れるよう求めましたが、防衛局の小野局長は「地元への影響が最小限になるよう申し入れたい」と述べるに留めました。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい