公開日
長嶺 真輝

長嶺 真輝

キングス初優勝の天皇杯で「悔しい思い」をした荒川颯…岸本隆一の言葉を“指針”に『自分で勝ち取れる』選手に

琉球ゴールデンキングス
ドライブで切り込む荒川颯=4月9日、沖縄サントリーアリーナ(長嶺真輝撮影)

Bリーグ西地区首位の琉球ゴールデンキングスは9日、沖縄サントリーアリーナで同地区最下位の滋賀レイクスと対戦し、104ー73で大勝した。通算成績は37勝13敗。レギュラーシーズン全60試合中50試合を消化した節目のタイミングで、8大会連続となるチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。

3月15日にあった第100回天皇杯全日本選手権決勝で初優勝を果たし、その後は目下9連勝中と好調が続く。西地区2位の島根スサノオマジックとのゲーム差は5。2シーズンぶりの西地区優勝に向けたマジックも6まで減らした。

チームが上昇気流に乗る中、強い危機感と覚悟を持って日々の試合に臨んでいる選手がいる。

3ポイントシュートとディフェンスを武器とする荒川颯だ。今シーズンは個人としてキャリア最高の成績を残しているが、チームが快挙を達成した天皇杯決勝では存在感を示すことができなかった。歓喜の金テープを浴びながらも「自分は悔しい思いをした選手の一人」と言い、CSに向けてさらなる向上を期している。

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!