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キングスで再び“地元選手”が増え始めた理由「岸本選手や並里選手のように沖縄の子たちの夢に..」
安永GM「崎濱選手がロールモデルに」

合間に沖縄市出身のハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア(サンロッカーズ渋谷)らが特別指定選手として加入することはあったが、プロ契約で若手の地元選手が入団するのは久しい。Bリーグ開幕前後に津山尚大(島根スサノオマジック)や渡辺竜之佑(福井ブローウィンズ)が加入して以来だろうか。
崎濱の入団会見に同席した安永淳一GMに対し、平良と佐取も含めて地元選手との契約が続く背景について聞くと、以下のように答えた。
「やっぱり地元の人たちは、地元の選手が活躍している姿を見たいというのが、私が一番思うところです。本当に幸せなことに、岸本隆一選手がコート上もオフコートでもリーダーシップを持って、キングスを背負う形で仕事をしてくれています。その姿を見て、『岸本選手みたいになりたい』『並里選手みたいになりたい』と、子ども達が夢を見ることが大切だと感じています」
リーグ全体の競技レベルが上がる中、選手契約がより実力本位に傾倒してくことは避けられない。ただ、安永GMのコメントを聞く限り、クラブとしてBリーグが開幕して以降も地元選手を重要視している姿勢に変化はないのだろう。
そもそも、近年はなかなかB1に定着する沖縄出身の有望株が生まれてこなかったことも事実だ。この春に大学を卒業したルーキーイヤーのハーパーと山内ジャヘル琉人(川崎ブレイブサンダース)を除くと、B1チームに所属する岸本、並里、狩俣、山内盛久、津山はいずれもプロキャリアが10年以上に及ぶ。
安永GMは、高校時代に全国制覇を経験し、第17回「スラムダンク奨学金」で渡米もした崎濱のキャリアを念頭に、今後も沖縄から有力が若手が生まれてくることを期待している。
「崎濱選手はバスケットボールに対する情熱を持ち、現状に満足しない青年だと思います。彼のような選手が、中学生、高校生にとってのロールモデルになればいいなと感じています。キングスで仕事をしていただき、若くてもプロとしてしっかり稼げる選手になってほしい。それがまた、沖縄の子ども達にとっての夢になると思います」
岸本、並里への憧れを力に変え、崎濱がキングスに入団する夢を叶えたように、こういった好循環が継続する未来を描く。
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