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帰宅後5分でリラックス!新年度の疲れを癒す空間づくり【住まいコンサルタントまえうみさきこのお部屋の上手な使いかた】

OKITIVE 読者のみなさん、 こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
住まいコンサルタントのまえうみさきこです。
毎回「お部屋の上手な使い方」をお伝えしてます♪

新年度が始まり、仕事や家事、育児に追われる毎日が続いていませんか?
特に共働き世代にとっては、帰宅後も休む間もなく夕食の支度や片付けに追われる日々。
疲れて帰ってきたときこそ、自宅でホッとできる空間があれば心も体も癒されます。
今回は「帰宅後5分でリラックスできるインテリア」をテーマに、照明・香り・家具の配置など、簡単に取り入れられる工夫をご紹介しちゃいます♪
ほんの少しのアイデアで、毎日の暮らしがグンと快適になりますよ♪
照明でリラックスモードに切り替え
仕事や外出先から帰宅すると、体は緊張状態から解放されます。
そのときに、部屋の照明が明るすぎると、脳が「活動モード」から抜け出せません。
帰宅後すぐにリラックスするためには、やわらかな間接照明や暖色系の光が効果的です。
おすすめの照明テクニック
① 玄関は優しい光で迎える
帰宅時に最初に目に入る玄関は、気持ちの切り替えに重要な空間です。明るい白色光ではなく、オレンジ系の電球色にすると温かみが生まれます。センサー付きの間接照明を置くと、スイッチを探す手間がなく、帰宅直後からほっとする空間になります。
②リビングは間接照明でくつろぎ感を演出
天井のメイン照明だけでなく、フロアランプやテーブルランプを取り入れてみましょう。壁や天井に光を反射させると、空間に奥行きが生まれ、視覚的にも広く感じられます。リラックス効果が高まり、心も落ち着きます。

香りで脳と心を解放する
嗅覚は五感の中でも脳に直接働きかけるため、帰宅後すぐに香りでリラックスモードへ切り替えるのはとても効果的です。
おすすめの香りと取り入れ方
①玄関に爽やかな香りをプラス
帰宅時に玄関で心地よい香りを感じると、一瞬で気持ちが和らぎます。柑橘系やミント系の香りはリフレッシュ効果が高く、帰宅時の疲れを吹き飛ばしてくれます。ディフューザーやアロマストーンを玄関に置いておくと、ドアを開けた瞬間にふわっと心地よい香りが広がります。

②リビングには落ち着きのある香り
リビングでくつろぐときには、ラベンダーやウッド系の香りがおすすめです。
心が落ち着き、ストレスが和らぎます。アロマミストやおしゃれなリードディフューザーで気軽に取り入れてみましょう。
③寝室には安眠を誘う香りを
寝室にはカモミールやサンダルウッドなど、鎮静効果のある香りが最適です。リネンスプレーで枕やシーツに香りを吹きかけると、心地よく眠りにつけます。

帰宅後すぐにくつろげる配置と動線
帰宅後5分でリラックスするためには、動線と家具の配置が重要です。「くつろぎゾーン」を意識してレイアウトを工夫すると、自然と休息モードに切り替わります。
配置と動線のポイント
①玄関に「おかえりステーション」を作る
帰宅後すぐに荷物を置けるスペースを作ると、気持ちが楽になります。
鍵やバッグ、コートを掛けられるフックやカゴを玄関に設置し、サッと荷物を置ける動線を確保しましょう。

②リビングはソファ周りに癒しアイテムを配置
帰宅後すぐにくつろげるように、ソファやお気に入りの椅子にブランケットやクッションを置いておくと、ふんわりと包み込まれる安心感があります。柔らかな感触は心理的にも優しい気持ちになり、疲れを癒してくれます。

③スマホは“おやすみボックス”に
帰宅後、ついスマホを触り続けてしまうと、脳が休まらず疲れが取れません。
スマホを玄関やリビングに専用の置き場所(おやすみボックス)を設けると、意識的に手放す習慣がつきますよ。
五感を癒すファブリックと素材選び
肌に触れるファブリックは、疲れた体を癒す重要なアイテム。触感が優しい素材を選ぶことで、心地よさがアップします。
※ファブリック(fabric)とは、生地や織物、布全般を指す言葉です。インテリアであれば、カーテン、シーツ、クッション、ラグなど。
おすすめのファブリックアイテム
①ふわふわのブランケットやラグ
帰宅後、ソファにふわふわのブランケットをかけると、包み込まれるような安心感が得られます。
季節の変わり目には、リネンやコットン素材のカバーやクッションがおすすめ。通気性があり、肌触りが優しく、心地よい眠りを誘います。
帰宅後5分でリラックスするためのルーティン
①帰宅後すぐに着替える
仕事着や外出着のままだと、緊張感が残りやすくなります。帰宅したらすぐに柔らかい部屋着に着替えることで、心身ともにオフモードに切り替えましょう。
②お湯やお茶を飲んで一息つく
温かい飲み物は自律神経を整えます。ハーブティーや白湯を飲むことで、気持ちがゆったりします。

いかがでしたか?
帰宅後5分でリラックスするためには、「照明・香り・家具の配置」のちょっとした工夫がポイントです。忙しい共働き世代だからこそ、自宅を「心からくつろげる癒しの空間」に整えることで、次の日へのエネルギーも充電できます。インテリアって単なる装飾ではなく、癒したり、活力をつけたりと気持ちを左右する大切な要素なんです。
自分をいたわる時間を大切に、心地よいお部屋を作っていきましょう♪
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