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琉球ゴールデンキングス“第2の矢”を払拭したか…天皇杯制覇後のアウェー4連勝で「M12」に荒川颯と脇真大が象徴する若手の自信
存在感増す荒川颯、貪欲に成長求める
このアウェー4連戦の期間中で、印象的なコメントがあった。22日の三河戦後に桶谷HCが発したものだ。
「天皇杯優勝がチームにとって大きな成功体験となり、若手選手たちが自信を持って強度高くプレーできています」
この評価を象徴する選手が2人いる。一人目は荒川颯だ。
要所で3ポイントシュートを決め切り、この4試合のうち3試合で二桁得点を記録。いずれもターンオーバーはゼロ。アシストやスティールでも存在感を示し、その選手が出場している時間帯の得失点差を示す「+/−」は4試合ともプラスだった。
松脇圭志と平良彰吾がコンディション不良や負傷で欠場する中、この活躍の価値は大きい。川崎戦後、指揮官も「点を取ることを期待されてる中、彼の3ポイントシュートで離してゲームチェンジャーになってくれました」と評価。一方で「あとはもう一個、ディフェンスのハッスルが上がってくればプレータイムが伸びてくると思います」と注文も付けた。
荒川自身も「自分のプレーでリズムを掴むことはできましたが、その後に追い付かれてしまいました。自分の修正すべき部分も多くあったので、そこを見つめ直して次につなげたいです」と貪欲に成長を求める。
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