公開日
長嶺 真輝

長嶺 真輝

目指すは「ミスターキングス」クラブ初“U22契約”!琉球ゴールデンキングスU18・佐取龍之介に与那嶺翼HC「190cmのPGに…」

茨城戦で見せ場「ディフェンスに手応え」

「190cmのPGに…」琉球ゴールデンキングスU18・佐取龍之介を変えた与那嶺翼HCの一言競 技歴6年弱でクラブ初の“U22契約”勝ち取る
茨城ロボッツ戦に出場し、ディフェンスで体を張る佐取=1月5日

ユース育成特別枠に登録後、沖縄サントリーアリーナで行われるホーム戦にはほぼ毎回ベンチに入り、 既に4試合でコートに立った。12月8日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦でデビューを飾ると、12月28日の京都ハンナリーズ戦では単独速攻からのレイアップシュートでプロ初得点を決めた。

「前に誰もいなかったので、逆にめちゃくちゃ緊張しました。結構ギリギリでリングにコロンと入った感じだったので、外さなくて良かったです」と笑みを浮かべる。

年号が変わり、1月5日の茨城ロボッツ戦では大きな見せ場をつくった。

試合時間残り1分20秒でコートに入ると、相手選手のドライブに対して押し負けずに体を当てる。残り8秒の場面では持ち味であるオフェンスリバウンドを掴み、積極的に3Pシュートを放ってファウルをもらった。フリースロー3本を落ち着いて決め、アリーナを沸かせた。ファンに見守られているという温かい感覚があり、「緊張はしなかった」と言う。

まだフィジカル面が不足していることは自覚しているが、一定の手応えもあった。

「少ないポゼッションではありますが、いつもディフェンスをしっかりやろうという意識でコートに立っています。外国籍選手はやっぱり強いですが、相手がぶつかってくる時はある程度耐えやすいので、それ以外の選手に対しては『意外とできるな』と感じました。オフェンスではボールをもらう時や抜く瞬間に体を当てられるので、それに耐えられるだけのフィジカルも身に付けたいです」

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!