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茨城戦で見せ場「ディフェンスに手応え」

ユース育成特別枠に登録後、沖縄サントリーアリーナで行われるホーム戦にはほぼ毎回ベンチに入り、 既に4試合でコートに立った。12月8日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦でデビューを飾ると、12月28日の京都ハンナリーズ戦では単独速攻からのレイアップシュートでプロ初得点を決めた。
「前に誰もいなかったので、逆にめちゃくちゃ緊張しました。結構ギリギリでリングにコロンと入った感じだったので、外さなくて良かったです」と笑みを浮かべる。
年号が変わり、1月5日の茨城ロボッツ戦では大きな見せ場をつくった。
試合時間残り1分20秒でコートに入ると、相手選手のドライブに対して押し負けずに体を当てる。残り8秒の場面では持ち味であるオフェンスリバウンドを掴み、積極的に3Pシュートを放ってファウルをもらった。フリースロー3本を落ち着いて決め、アリーナを沸かせた。ファンに見守られているという温かい感覚があり、「緊張はしなかった」と言う。
まだフィジカル面が不足していることは自覚しているが、一定の手応えもあった。
「少ないポゼッションではありますが、いつもディフェンスをしっかりやろうという意識でコートに立っています。外国籍選手はやっぱり強いですが、相手がぶつかってくる時はある程度耐えやすいので、それ以外の選手に対しては『意外とできるな』と感じました。オフェンスではボールをもらう時や抜く瞬間に体を当てられるので、それに耐えられるだけのフィジカルも身に付けたいです」
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