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「全ては“運”と“タイミング”だった」【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#5】平松 昇 選手(26)
金鍾成 前監督との出会い
昨シーズンは琉球でリーグ戦32試合に出場し1得点。チーム同様、波のあるシーズンだったと振り返る。
「最初はチームも上位に居て、自分も試合に出て手応えを感じていた中で、夏にチームが失速して、自分のプレーも安定せずに試合で出られないことが多くなりました。ただ試合に出られない時期に外から見えてきた事を練習に落とし込んでいく中で様々なポジションもやる事になったし、ポジションごとに自分の特徴を出していけたことが試合に出るキッカケになったと思います」

金鍾成さん(前監督)の指揮のもとでは当初ボランチ起用が多かったがシーズン途中からはサイドでの起用も増加。サイドで起点になるとともにサイドで相手の起点になる選手を潰す重要な責務を担った。
「鍾成さんの指導で得たものはとても沢山あります。一番は“フリーの概念”です。自分がマークにつかれていても、“そこには余裕を持ってプレーできるスペースがある”、とよくアドバイスを受けました。自分がピッチに居て感じている事とは別の角度からの言葉を貰って慌てなくなりましたね。マークにつかれている感覚が強いと、これまではプレーがあわただしくなったんですが、それでもフリーだという感覚を持てて心が楽になりました」
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