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再び琉球で戦う決意“自分の良さを存分に出せる場所”【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#4】茂木 駿佑 選手(28)
J3優勝・J2昇格の経験を琉球へ還元する
2022年、当時J3リーグだった愛媛FCへと完全移籍した。主軸としてプレーし、2023年には37試合に出場、4ゴール10アシストの大活躍で愛媛のJ3優勝・J2昇格に大きく貢献し、同年、J3リーグの年間ベストイレブンにも選ばれた。
「愛媛で得たものをプラスアルファとして体現できている」
琉球に来た今、これまでに培ってきたものが確実に見えてきている。愛媛でのリーグ優勝と昇格の経験を再び琉球で―。琉球への再加入が決まったとき、「より成長した姿を皆さんの前でプレーできるのを楽しみしています」と決意を新たにした茂木選手の活躍に期待が高まっている。

サッカーを始めたきっかけは2002年の日韓ワールドカップだった。当時5歳、友達と公園でサッカーボールを蹴って遊ぶようになった。小学4年生ときに柏レイソルのセレクションに合格。練習場のすぐ側にトップチームのスタジアムがあり、下部組織の監督やコーチは元プロの選手たちだった。プロの世界が身近にある中で練習に励み、将来サッカー選手になること以外は全く考えていなかった。
2015年、18歳のときにベガルタ仙台でプロ入りし、J1リーグの開幕戦でスターティングメンバーとしてデビューを果たした。
これまでJ1からJ3まで全てのカテゴリを経験し、様々な景色を目にしてきた中で、“プロとして戦えて良かった”と感じるときがある。
「勝ってサポーターと喜んでいる瞬間に良いなと感じる。その良さは何回味わっても良い」
コロナ禍で在籍した琉球ではその経験がなかった。だからこそ、新シーズンはサポーターからの声援を追い風にタピスタで走ることを楽しみにしている。

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