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沖縄の自販機マニアが送る厳選 ”肉”のグルメ自販機5選を実食レポート!
【金武町】年間1万食を売り上げるてびち煮付けが買える・嘉海食堂(よしみしょくどう)
2018年にオープンした嘉海食堂は、県内外から多くの家族連れや幅広い年齢層のお客様で賑わう人気店。沖縄料理を中心とした充実の定食メニューは、どれもボリュームたっぷりで味も抜群です。その中でも看板メニューは、年間1万食を売り上げる「てびち煮付け」。

てびちとは豚足を長時間煮込み味付けした柔らかい食感が特徴的な料理。
豚食文化とも言われる沖縄の伝統料理や家庭料理として長年愛されています。
嘉海食堂のてびちは、臭みがなく優しく深い味わいでトロっとしたてびちの食感が逸品と口コミで評判になりSNSやメディアなどで度々紹介され、てびち好きから注目を集めています。
人気の味を求めて遠方から訪れる人も多く簡単に持ち運びできるよう、営業時間に間に合わない時でも人気のてびちを24時間購入できるようにと2022年6月、店長曰く全国初「冷蔵てびち煮付け」とドリンクのコラボの自販機として販売を開始しました。

長期保存ができるようにグルメ自販機では冷凍販売が主流ですが嘉海食堂の自販機は真空冷蔵パックで販売しています。
最も重視したのが、お店の味をそのまま家庭で食べられるようにしたという点。
自販機での販売を決定してから実際に販売するまで約1年半という時間をかけて味と安全への研究を重ねたそうです。冷凍での販売も当初は検討していたそうですが、僅かに味や食感が変わってしまったため、1番美味しい状態で食べてほしいと美味しさへの妥協を許さずにとこ豚(トン)こだわり抜き冷蔵のみに限定して販売しています。
その美味しさから金武町のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

納得が行くまで何度も試行錯誤し研究のすえに辿り着いた究極のてびち。大量生産が難しく、すぐに売り切れてしまう入手困難な逸品。2023年には2,400食を販売し、お客様1人あたり5パックまでと、数量限定で販売されています。
それでもお客様が殺到しすぐに品切れになってしまうという人気ぶりです。

1パック6個入りで販売されているてびち煮付けを自販機からとりだす時に驚くのがその重さ。
ずっしりとした重量感はお腹いっぱい食べてほしいとのお客様への愛情の想いのあらわれ。
6個入りを販売するために自販機も特別に2レーンへカスタマイズされているのだとか。全てにおいて徹底したお客様ファーストの実直な思いがとても素敵です。
ぜひ購入して愛情の重さとてびちの味わいを感じて欲しい逸品です。
嘉海食堂の自販機・てびち煮つけ、実食!

テイクアウトしたてびち煮つけは野菜や豆腐も入っていてかなりボリュームがあります!

自販機で購入したてびち煮付けは、そのまま温めて食べるのが1番うまいのですが簡単アレンジで違う魅力を楽しむこともできます。

てびちの骨を取り除き表面がパリパリになるまでフライパンでしっかり焼き上げるとパリパリトロトロの極上のてびち食感になりお酒によく合います。

バーナーで炙ると香ばしさがたまらない逸品に!
てびち自体が美味しいのでアレンジの幅も広がります。野菜をプラスし煮込めば更にボリュームも増し自分好みのてびち煮付けへとカスタマイズすることが可能です。肌にいいとされるコラーゲンが豊富に含まれた足てびちは、美容効果を期待し食べる人も多い栄養満点の食べ物として注目されています。
美味しいてびちですが家庭で作ると手間がかかってしまうのが難点。調理に時間がかけられないけど、てびち煮付けを家で食べたいというときにオススメ。
冷蔵で1ヶ月持つので自販機で購入しストックしておけば解凍の必要がなくボイルするだけで手軽に楽しめます!
自分用はもちろん贈り物としてもおすすめ。購入する際には少し大きめの保冷材と保冷バッグがオススメです。

自販機で購入する際には裏面のお孫さん(てびちガール)にもご注目!
年齢を問わず魅了する美味し過ぎるてびちに夢中な写真に心が和みます。そんな美味しい嘉海食堂名物てびち煮付けが買える自販機は金武町の海沿い、国道329号線にありアクセスしやすい立地です。駐車場も広々で買い物しやすい!
Information
- 嘉海食堂(よしみしょくどう)
- 住所
- 〒904-1203 沖縄県国頭郡金武町屋嘉2330−16
- 駐車場
- あり・満車時は近隣のコインパーキング等をご利用ください
- 支払い方法
- 電子マネー不可(現金のみ)
- SNS・URL
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