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3季ぶりの「岸本隆一不在」に直面している琉球ゴールデンキングス その“影響”は…見える課題と成長する選手たち

プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスにとって、生え抜き13シーズン目の岸本隆一はチームの「心臓」と言っても過言ではない。
相手を翻弄する巧みなハンドリングと勝負強い3Pシュートは代名詞であり、老練なゲームメイクにも年々磨きが掛かる。岸本の吸引力は相手ディフェンスに狂いを生じさせ、チームメイトのパフォーマンスを向上させる役割も担う。チーム最年長の34歳となった今も、存在感の大きさは増す一方だ。
ここ4試合、その岸本の欠場が続く。12月8日にあったホーム戦で左足を痛めたためだ。直近の過去2シーズンはチャンピオンシップ(CS)を含めてフル出場を果たし、欠場するのは2022年2月5日にホームで行われた三遠ネオフェニックス戦以来、実に3シーズンぶりである。
この4試合のキングスの対戦成績は3勝1敗。中地区8位の川崎ブレイブサンダースや西地区8位の滋賀レイクスなど下位チームとの対戦もあったが、ケヴェ・アルマと平良彰吾も大半の試合を欠場したため、評価に値する結果だろう。
エースガードの離脱で不安定さは見えるが、限られた人数の中でプレータイムを伸ばし、存在感を増している選手もいる。岸本不在の影響を探る。
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