コラム
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心が震えた取材——。キャンヒロユキさん、哀しみと失意の底で「僕はお笑いに救われた」
2008年2月、キャンさんは妹とその婚約者を事故で失った。

これまでに経験したことのない悲しみと喪失感。
事情を知る芸人たちは、事故の話題に触れることは無かった。触れられなかったのかもしれない。
しかしステージ上には、これまで以上に舞台を盛り上げようとする芸人たちの姿があった。

「ライブを観ている時に思わず笑ってしまって。その時にとっても救われたなと思った」
「まだまだ先に進めるなというか、人生進めるなって思った」
哀しみと失意の底からキャンさんを救い出してくれたのが、お笑いだった。
「人を笑わせたり楽しませたり笑顔にすることでその人が救われることって絶対あるし、その面白さを伝えるためにどうするかって考えるのが僕の役割」
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