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長嶺 真輝

長嶺 真輝

プロ野球ドラフトで西武6位指名の龍山暖捕手…恩師が見る「強みと課題」 創部3年目の快挙、エナジック1期生15人の“功績”とは

「野球と勉学」で道筋をつくった1期生たち

エナジック 龍山暖 2024プロ野球ドラフト
龍山と記念撮影をするチームメートや保護者ら

創部3年目にして突如頭角を表し、県大会で好成績を残す度に「どんな学校なの?」と全国の高校野球ファンから注目を集めたエナジック。ただ、校名に「スポーツ」と入っていることもあり、勉強をおろそかにしているというイメージを持たれることも多い。

しかし実際は、午前中に普通科目などの授業を行い、毎朝のホームルーム前には20分間の英語学習がある。資格取得にも力を入れており、1期生の3年生は情報処理やパワーポイントなどの検定で合格。簿記資格の取得にも取り組む。龍山もカリキュラムについて「商業系と体育科のミックスのような感じ。勉強面も問題ありません」と話していた。

公立高校の教員時代から資格取得などを推奨し、現在エナジックで副学院長を兼任する神谷監督は、野球と勉学の両面で成果を残した1期生全員の功績を讃える。

「この1年ぐらいで『エナジックって何?』といろんなところで注目され始め、『勉強もしないで』と勘違いされることもありましたが、それもまだまだ学校が認知されていないことの証明です。しかし、1期生の15人は一生懸命でチームワークも良く、みんな資格も取得してくれました。こういうことを積み重ねていけば、まわりも少しずつ分かってくれる。本当によく頑張ってくれました」

創部3年目にして、ドラフト指名選手の輩出という極めて高いハードルをクリアしたエナジック。これからプロの世界に挑む龍山が活躍すれば、より注目を集めることは間違いない。

取材の最後に龍山へのエールのコメントを求めると、神谷監督は「まずは怪我をしないように、地道にやっていけば道は開ける。頑張ってほしいなと思います」と熱い言葉を口にした。

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