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ここに「無い物はない」!?沖縄県うるま市”ホームセンタータバタ” 地元民から熱烈な支持と、こだわりと創業者の思い
40年前に40坪の店からスタート
ここは靴屋なのか?色やサイズごとにびっしりと並んだ島ぞうり。

いったい何匹分になるのか、ペットフードもご覧の通り。猫のエサだけで数百種類はあるのではないでしょうか。

お客さんの男性
「コオロギ。サルのエサです」
Q.サルを飼っているんですか?ご自宅で?
お客さんの男性
「ほかにも売っている場所はあるけど、こっち(タバタ)が安くて」

ホームセンタータバタの社長、田端孝春さんに店づくりのこだわりを聞いた。
ホームセンタータバタ 田端孝春社長
「やっぱり地域密着型と考えたときには、品ぞろえというのを一番に重要視しないといかんだろうということでやっています」

田端社長が店を開いたのは今から40年前で、現在の店舗から少し離れた場所で広さは40坪程の小さな店からのスタートだった。
ホームセンタータバタ 田端孝春 社長
「最初はもう何にもなくて。陳列棚もないし、みんな古いのを集めてきてやってね」
雑貨や日用品を沖縄県外から仕入れ、当時は珍しいディスカウントストアという形で営業していた。

ディスカウントの商品だけでは、お客さんは満足できないと考え、品ぞろえを充実するため、さまざまな商品を問屋さんをめぐって集めた。
ホームセンタータバタ 田端孝春 社長
「そのときまでは専門店の時代だから。石川も市場が結構あったしね。できるだけお客さんのために、品ぞろえを充実させようと応えた形で」
お客さんの「欲しい」に応えるため、那覇に仕入れに出かけ、仕入れた値段のまま販売したこともあったそうだ。
ホームセンタータバタ 田端孝春 社長
「最初は何でも屋ですから、逆にあんまり信用がなくてですね。もうとりあえず、頑張って、できるだけ営業も12時までやろうと」

コンビニなどは無い時代、日曜日はほとんどの店が休む中、年中無休で営業した。
ホームセンタータバタ 田端孝春 社長
「おかげさまで、お客さんもちょこちょこ来てもらって、それから徐々に認知されてきたんですけど」
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