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Bリーグ開幕!“日本一奪還”に挑む琉球ゴールデンキングス”最年長”岸本隆一&”最年少”脇真大に聞く!

開幕が目前に迫った新シーズン、“日本一奪還”に挑むのが琉球ゴールデンキングスだ。
チーム最年長プレイヤーでキングス一筋13年目を迎えた岸本隆一(34歳)と、チーム最年少で新季の飛躍に期待がかかる脇真大(22歳)に新シーズンへの想いを聞いた。
”琉球の顔”岸本隆一「優勝への欲はより一層強くなっている」

Q.チーム最年長になりましたが変化はありますか
「関係性が変わることはないのであまり変わらないですね。やりたいようにやらせてもらっていますね。笑 みんながやりやすい雰囲気を作れたらとは思っています」
Q.昨季3P成功率とフリースローの成功率がレギュラーシーズンでは過去最高でした。ご自身で手応えはありましたか?
「ありましたね。ただ正直3Pの確率はもう少し上げられたかなと思います。終盤戦で少し確率を落としてしまったので、良い状態をキープできればまた違ったかなと思います。
成功率が良かった要因としては、去年は今村選手やダーラム選手がいたので、自分がよりノーマークに近い状態でパスを受けて楽に打てる状況があったことが大きいと思います」
Q.名前を上げられた今村選手やダーラム選手が退団しましたが、シュートの試投数への意識に変化はありますか?
「結果的に増えたら良いなという感じで増やそうとは特に思っていないです。試合の流れを見て自分や周りの調子も判断しながら、結果的にシュートが増えているというのが理想ですね」
Q.3Pについて、プロになってから確率を上げるためにどんな練習をしていますか?
「学生時代は量をこなす練習もしていたんですが、どこかで集中力が途切れてしまう経験もありました。プロになってからはより短く効率的に、試合に近い状態で練習できるかを大切にしています。今は5本連続成功を5か所×2セットやっています。連続なので早く決まれば早く終わりますし、集中していなかった全然終わらない。笑 試合に近い緊張感を自分で作って練習しています」
Q.今季は多くメンバーも入れ替わりましたね。
「そうですね。今のチームでボールはだいぶ流動的に回るようになってきたと思います。動きながら考えるということができているのが今年のチームだと思います。大きく言えば全員バスケ、試合ごとに調子の良い選手が変わるチームになると思います」
Q.各選手にフィニッシュの役割が求められている中で、若手選手にアドバイスなどはされますか?
「本当にまったくないですね。笑 自分が優しい先輩方のもとでやってきてその優しい先輩に共通しているのが、失敗すらも経験させてもらえていたことなんです。同じ環境を提供するじゃないですけど、アグレッシブにチャレンジしてもらって、仮にミスしても自分がケアできるところはケアしてあげるという感じですね。試合を自分が支配するんだという気持ちに持っていければ自信になると思うので、遠慮せずにやってほしいです。」
Q.開幕戦は特別力が入ったりという感覚はありますか?
「もうないですね。笑 いつも通りです。長いシーズンを戦っていくためにいかに積み上げていくかということのほうが何倍も大事だと思っているので。もちろん良いスタートを切れたらいいですけど、いかに普段通りやれるかというところですね。自分たちのスタンダードを高める一戦になれば良いなと思います」
Q.日本一に準優勝、いろいろな景色を見た中でいま岸本選手のモチベショーンになっていることは何ですか?
「優勝への欲はずっと消えなくて、一度優勝の喜びを知ったからこそより強くなっていますね。昨季は天皇杯とEASLを獲れず、ずっと守り続けてきた西地区優勝もとられてしまった。今年はタイトルへの欲はより一層大きなものがあります。個人的にはどんな状況でも充実感を持ってやりたい、上手くいかない時間すらも楽しめるようなマインドでやっていきたいです。」

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