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モチモチの太麺がクセになる沖縄そば!手作りちんすこうもオススメ「てぃしらじそば」(那覇市)

モノレール首里駅から儀保駅へと向かう坂の途中にお店を構えている「てぃしらじそば」。
珍しい太麺の沖縄そばが食べられると人気のお店です。
入れ替わり立ち替わりお客さんが絶えず、閉店時間前の売り切れ必至!手作りのちんすこうもオススメの「てぃしらじそば」をご紹介します。
目次
迫力のある獅子舞の絵が印象的な「てぃしらじそば」の店内

温かみのある色合いの店内には、カウンター席が5つと2人掛けのテーブルが1つ、座敷が1つあります。

座敷の壁には迫力のある獅子舞の絵。お店がある汀良町のお祭りに登場する獅子舞を描いたものなのだそうです。
ちなみに店名の「てぃしらじ」は、汀良町の昔の呼び名「汀志良次町」からつけられました。
沖縄そばは1種類。セットがお得な「てぃしらじそば」のメニュー

「てぃしらじそば」のメニューはシンプルで、沖縄そばは1種類のみ。サイドメニューにはじゅーしぃや名物のおからいなりなどがあります。

セットで注文すると50円から100円お得に食べられますよ!ミニぶた丼は、セットのみでの提供です。
透きとおるスープとモチモチの太麺が特徴!
◾︎沖縄そば+ジューシーセット 800円(税込)
◾︎おからいなり1コ100円(税込)

今回は、沖縄そばとジューシーのセットに、単品でおからいなりをつけました。小鉢には、もずく酢が付いてきます。

まず目を引くのは透きとおったスープ。一口飲んでみると、あっさりとしていながら深みがあり、ダシの旨味が身体に染み渡ります。スープには、枕崎産の本枯れ節、昆布、豚肉、鶏肉を使用し、じっくりと煮込んで作られています。
カツオ節には荒節とカビ付けをした本枯れ節がありますが、本枯れ節の方が酸っぱくなりにくく、雑味のないクリアな味になるのだそう。
そして、トッピングに紅ショウガではなく生のショウガを使用しているのがうれしいポイント!ピリッと味を引き締めてくれます。

特徴的な太麺は自家製の麺で、縮れています。麺を作ってから2日ほど寝かせているそうで、熟成の過程でほんのり色づいた麺になるそう。しっかりとした弾力があり、モチモチとした食感。噛めば噛むほど小麦の風味を感じられます。

ぽってりと厚みのある三枚肉は、毎朝一番に仕込みにとりかかり、醤油ベースで3時間ほどかけて煮込みます。厚みがありますが柔らかく、色は薄めですが味がしっかりと付いています。

そばのダシで炊き上げたジューシーは、ダシを作るときに使用した昆布や鶏肉、豚肉なども刻まれて、一緒に入っています。素朴であっさりとしており、ココロがほっとするやさしい味わいです。

オリジナルメニューのおからいなりは、油揚げのなかにおからがたっぷり!
もともとは店主の奥さまの叔母さまが昔から作っていたものをメニューとして出したのだそうです。県内の豆腐を使用し、甘辛い油揚げとほんのりマヨネーズ味のおからがよく合います。
「てぃしらじそば」を訪れた際にはぜひ食べてみてほしい一品です。
三枚肉の脂を利用してつくる手作りちんすこうで食後のひとときを


お店の隅には、食後のお楽しみのコーナーも。セルフサービスのコーヒーと紅茶、手作りのちんすこうが置かれています。

「てぃしらじそば」のちんすこうは、沖縄そばの三枚肉を作るときに取り除いたラードを無駄なく使用して作られています。
数が限られているため、早い者勝ち!ほんのり甘くやさしい味わいで、食後の幸せなひとときを過ごせます。
未経験から追求して辿り着いた味「てぃしらじそば」

以前は会社員だった店主の知念さん。何か新しいことをやろうと思い立ち脱サラ後、未経験から自分の好きな沖縄そばの味を追求し「てぃしらじそば」が誕生しました。
「てぃしらじそば」の味を求めて来店する常連のお客さんが多く、観光シーズンには観光客の方もたくさん訪れるため、14時には売り切れる日もあるそう。確実に食べたい日には開店時間から行くのがオススメ。
珍しい太麺の沖縄そばが食べられる「てぃしらじそば」。ぜひ一度訪れてみてくださいね!食後のちんすこうもお忘れなく!
Information

- てぃしらじそば
- 住所
- 〒903-0806
沖縄県那覇首里汀良町1丁目1 - 電話番号
- 090-7989-0257
- 営業時間
- 11時30分〜16時(売り切れ次第終了)
- 定休日
- 月、火
- 駐車場
- あり
- クレジットカード・電子マネーの利用
- 不可
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