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OKITIVE編集部

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「沖縄懐石」で沖縄のおもてなしの心を発信「赤坂潭亭(あかさかたんてい)」(東京都港区赤坂)

沖縄そばを使った創作料理

数々の飲食店が鎬を削る東京・赤坂で沖縄の食材を使い、魅力を発信するお店があるとの事で、行ってみた。

ミシュランガイド東京にて「2012-2018」7年連続で星を獲得。
完全個室のプライベート空間を提供

店の名前は「赤坂潭亭(あかさかたんてい)」。かつて琉球王国が冊報使をもてなすために提供したとされる「冊報使料理」や士族階級の料理などから着想を得て、沖縄の食材に、「懐石」の技を加える「沖縄懐石」をコンセプトに新たな沖縄の魅力を発信している。

沖縄料理でおなじみのジーマーミ豆腐やラフテーにも「懐石」の心が込められている。
沖縄県産牛を使用したメニュー
シーサーの置物がお出迎え

茶室風の個室には琉球畳、料理の器や花器には沖縄の焼物(やちむん)を使用。沖縄と和の佇まいを感じることができ、ハレの日や政財界の会食などで利用されている。

クレイン 新垣 純 代表取締役
ー「東京で本格的な琉球懐石を食べられる場所はあまりありません。大事な人と一生の思い出になる場所を目指してスタッフ一同、日々追及しています。」

このように話すのは国内外に約300店を展開する貴金属買い取り専門店「ジュエルカフェ」を運営するクレインの代表取締役を務める新垣純さんだ。

クレイン新垣純代表取締役 提供:クレイン 

2007年から貴金属買い取り専門店「ジュエルカフェ」を展開する新垣さんは様々な事業に参入。グループ会社はすでに12社。沖縄県外で活躍する沖縄出身の経営者として注目されている。
「赤坂潭亭」もグループ会社の一つだが、2020年コロナ禍で経営難に陥る。

クレイン 新垣 純 代表取締役
ー「緊急事態宣言で客足が遠のき閉店を考えましたが、沖縄好きの常連客やスタッフに支えられて今につながっています。」

コロナ禍を乗り越え、新たな沖縄の食文化を発信し続けている

コロナの5類移行に伴い、東京都内でも外食産業が賑わいを見せている。「赤坂潭亭」も客足が途絶えず、予約が必須の人気店の一つだ。
東京に足を運ぶ際はぜひ「沖縄懐石」を体感してほしい。

赤坂潭亭

Information

赤坂潭亭(あかさかたんてい)
住所
東京都港区赤坂6-16-11 浜ビル1階
電話番号
03-3584-6646
営業時間
17:00~22:30
定休日
土曜日、日曜日、年末年始
URL・SNS
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