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武智志穂

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沖縄に移住して4年…私が感じた私生活のリアル。武智志穂の“沖縄移住のリアル”Vol.03

沖縄での出産・病院のリアル

目次:沖縄に移住して4年…私が感じた私生活のリアル

・沖縄の送料&物流のリアル
・沖縄の湿気・カビ問題のリアル
・沖縄での出産・病院のリアル
・沖縄で暮らす電気代のリアル
・沖縄の台風のリアル
・野菜は高いが…訳アリのリアル
・沖縄の交通事情と車のリアル
・沖縄の水道水&シャワーのリアル
・沖縄の気温と紫外線のリアル
・子どもの遊び場やイベントのリアル
・わたしが感じている沖縄のリアル
【別記事】
>沖縄移住してうるま市に住んだ漫画家の話
沖縄移住して那覇に住んでみた。4年間のリアルな感想を忖度なしでぶっちゃけます。
沖縄移住して11年、名護市に住んでみたら、住みやす過ぎて不便がなくなった

沖縄に移住して4年...私が感じた私生活のリアル。武智志穂の“沖縄移住のリアル”Vol.03
南城市の風景

過去2年間にわたる不妊治療の末、コロナ禍真っ只中で双子男児を妊娠し、沖縄移住に向けて準備をしていたタイミングで、1番頭を悩ませたのが病院問題でした。
過去の記事はコチラをご覧ください。(https://www.otv.co.jp/okitive/article/63706/)

先にお伝えすると。わたしの場合少々特殊で、この悩みは一部の人にしか関わりのない問題だとは思いますが… ^^; )同じ悩みがある方もいるかもしれないので書きます。

沖縄の引越し先は見つかったけど、どのタイミングで引越しをするのか。
東京で出産するか?それとも、沖縄で出産するか?

正直なところわたし的には出産後に引っ越しでバタバタするよりも、子ども達がお腹にいるうちに全てを終わらせて、万全の状態で出産に臨みたかったというのが本音でした。
ですが、多胎妊娠は単胎妊娠よりも妊娠中のトラブルが多くなるため、医師や助産師が双子の妊娠・出産の特性を理解し経過を丁寧に観察できること、そして、何か問題が起こったときにすぐに対処してもらえる設備が整っているかなどを考慮する必要があります。

したがって、わたしの場合はどこの病院でも産めるわけではなく、NICU(新生児集中治療室)がある病院を選ぶことが優先されました。しかし沖縄本島にはNICUがある病院は少なく当時はどこもほぼ満床に近い状態というのと、わたしの引越し先からの距離もまぁまぁ遠い…という状況でした。

これでは妊婦健診に通うのも大変だし、もしも万が一のことがあった場合に間に合うのかも心配でした。

それに加えて、NICUがあるような病院ではコロナ患者を受け入れていたので、当時はまだ未知のウイルスだったコロナに妊婦で感染してしまうことも怖かったので、沖縄での出産は諦めてそのまま東京で産むことにしました。

わたしの場合は双子の出産がキッカケでしたが、選択肢の少なさや制限など、“島で暮らす”ということの現実を、1番肌で感じた出来事となり、沖縄移住、出産と人生のステージの切り替えタイミングでは慎重に検討しました。

とはいえ、沖縄本島にもいろいろな病院が沢山あります!安心してください!!
明るくて優しい先生が多く、我が家の子ども達はおかげさまで病院が大好きです。

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