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舘 幸子

舘 幸子

知る人ぞ知る“名物” !車がないと辿り着けない!?沖縄自動車道SA・PA限定のサーターアンダギー(金武町)

伊芸SA サーターアンダギー

突然ですが、伊芸サービスエリアに立ち寄ったことはありますか?

伊芸SA サーターアンダギー

沖縄本島の南部と北部を結ぶ高速道路=沖縄自動車道には、「中城(なかぐすく)パーキングエリア(以下 中城PA)」と「伊芸(いげい)サービスエリア (以下 伊芸SA)」の2ヶ所(上下で4ヶ所)休憩所があります。

伊芸SA サーターアンダギー

起点となる那覇インターから終点の許田(きょだ)インターまでの距離は57.3km。時速80km/hで走行した場合の所要時間は1時間ほど。途中で休憩を挟まなくても無理なく行けてしまう距離なので「わざわざ寄り道する必要がない」という方も多いと思います。

伊芸SA サーターアンダギー

ですが、これからは“休憩をする必要がなくても立ち寄りたい場所”になるかもしれません。
 
その理由は、中城PAと伊芸SAには、知る人ぞ知る“名物”があるからです。

伊芸SA サーターアンダギー

それは、沖縄の代表的な揚げ菓子「サーターアンダギー」。売店には3種類のサーターアンダギーが並び、観光客のみならず地元民のリピーターも多いのだそうです。

伊芸SA サーターアンダギー

中でも、油で揚げたプレーンのサーターアンダギーを黒蜜に浸した「黒蜜あんだぎー」の売れ行きが良く、1日30袋ほど売れる日も。

伊芸SA サーターアンダギー

外はカリッ。黒蜜が染み込んだ部分はジャリっとした小気味よい食感が楽しめ、噛み締める度に黒糖の濃厚かつ優しい甘さが広がります。

伊芸SA サーターアンダギー

さんぴん茶やコーヒーとの相性は言うまでもありませんが、牛乳ともよく合うので、売店ではぜひ牛乳とセットで購入してみてくださいね。

伊芸SA サーターアンダギー

沖縄県南部 八重瀬町(やえせちょう)の桃原(とうばる)さんが作っているのが、紅芋の餡子が入った「桃紅」。

伊芸SA サーターアンダギー

紅芋の生産農家でもある桃原さんが、自分で栽培した紅芋をペースト状にして餡を作り、サーターアンダギーの生地に包んで揚げています。

伊芸SA サーターアンダギー

カットすると、中には紅芋餡がぎっしり。このまま味わうとしっとりと柔らかな生地ですが、軽くトーストすると表面がカリッとした状態になるので、まずはこのまま、次にトーストして、2通りの食べ方を楽しんでみるのも良いかもしれません。

出来たてを味わってみたい方は、納品日(毎週木曜日のお昼頃)を目指して行ってみてください。

伊芸SA サーターアンダギー

「黒蜜あんだぎー」と「桃紅」は袋入りだけでなく、単品での販売も。袋入りはお土産として購入し、バラ売りのサーターアンダギーはドライブのお供にどうぞ。

伊芸SA サーターアンダギー

「プチサーターアンダギー」は1口サイズなので、小さなお子様にもおすすめです。

伊芸SA サーターアンダギー

この日私が立ち寄った伊芸SAのもう一つの名物といえば、月桃の葉に包まれた「田芋ジューシー(沖縄の炊き込みごはん)」。

伊芸SA サーターアンダギー

田芋、鶏肉、ごぼう、にんじん、しいたけ、油揚げが入ったジューシーに、ほんのり甘くて爽やかな月桃の香りが移った“ちまき”のようなもので、一度このおいしさを知ってしまうと、病みつきに。リピート率が高く、週末や祝日は1日100個(イベント時には1日200個)ほど売れることもある大人気商品です。

午前中に完売してしまうことも珍しくないので、お早めにどうぞ。

伊芸SA サーターアンダギー
「OH, GIVE ME LOVE(オーギミラブ)」

伊芸SA・中城PAには、この他にも「シークヮーサーソーダ」など“ここでしか味わえない”グルメが揃っています。

通り過ぎたらもったいないですよ。次回沖縄自動車道を利用される際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

Information

伊芸サービスエリア 下り線(名護向き)
住所
〒904-1202 沖縄県国頭郡金武町伊芸1264
電話番号
098-968-3553
営業時間
8:00〜20:00
駐車場
あり
カード
電子マネ
HP
公式サイト

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