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「絶対に日本一になりたい」沖縄PGの“DNA”受け継ぐキングスU18の『新垣元基』。父は北中城高で94年全国総体準Vキャプテン
大学の関東1部、プロとしてキングス凱旋を目指す

新垣は今、同じく北中城高校の出身で、雅志さんや与那嶺HCの後輩に当たる岸本隆一から助言を受けることもある。先日、岸本がU18の練習に顔を出した際には、味方がゴール下でディフェンスリバウンドを取った直後のボールのもらい方など細かい部分も教えてもらったという。
「小さい時から、沖縄の選手の独特なリズムやバスケ勘に魅了され、沖縄のバスケがおもしろいと思っていました」と新垣。雅志さんが中心を担った北中城高校が、当時の日本高校バスケ界の絶対王者である秋田県立能代工業高校と対戦した1994年の全国総体決勝も、自宅にあるDVDで観たことがある。
「自分で点を取りながら、まわりの選手も生かせるガードになりたい」と、独特なハンドリングやアシストを武器に“ファンタジスタ”の異名を持つ並里成(ファイティングイーグルス名古屋)のプレーを参考にしている。
国内の大学バスケ界で最もレベルが高い関東1部の大学への進学を目指し、さらにプロ選手として再びキングスのユニフォームを着る青写真を描く。
キングスU18は6〜8月、参加38チームが5地区に分かれてリーグ戦を行う「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2024」に挑み、7戦全勝で南地区首位。10月に開幕する「B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」への出場権を獲得し、各地区を勝ち抜いた12チームで日本一を争う。
2021年4月の設立以来、まだ全国大会でタイトルを獲得していないキングスU18。新垣は春に卒業した須藤春輝前キャプテンら1期生を念頭に「先輩方がU18のカルチャーを築いてくれたので、それを崩さず、先輩たちの気持ちも背負って絶対に日本一を取りたいです」と決意を語る。
沖縄のバスケ史を彩ってきた先人たちから、多くの事を継承している“小さな巨人”は、力強く未来を切り開いていくに違いない。
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