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「絶対に日本一になりたい」沖縄PGの“DNA”受け継ぐキングスU18の『新垣元基』。父は北中城高で94年全国総体準Vキャプテン
3Pとスピードが武器 小ささ補う「努力」と「姿勢の良さ」

キングスU18でも1年の頃から出場機会が多く、最上級生となった今春には副キャプテンに就いた。
18人が所属するチームで2番目に低い167cmというサイズで、いかにコート上で存在感を発揮するかは常に考えている。「小さいからこそ、スピードは絶対に誰にも負けないようにしています」と自負する通り、最大の持ち味は俊敏性だ。
「小学生の頃から他の選手より太かったです」と言う、発達した太ももやふくらはぎの筋肉を生かし、スピードで相手を置き去りにする。下半身の強さはディフェンスで当たり負けしない効果も生んでいる。
もう一つの武器はスリーポイントシュート(3P)だ。お尻がフロアに付きそうなくらい膝を曲げ、全身を使って放つ。左利きという事もあり、相手にとってはタイミングが計りづらい。キャッチ&シュート、ドリブルした状態から打つプルアップともに年々確率が向上している。
一つ、エピソードがある。
今年の春頃、与那嶺翼HCが休日に中学2年生の息子と中城村民体育館に練習に行った時のことである。到着するとコートに新垣の姿があり、偶然鉢合わせた。一人で黙々と2時間、3Pを打ち続けていたという。
「最近の彼は、見てて安心するくらいのシュート成功率を誇っています」と与那嶺HC。陰の努力が、成長を支えている。
普段から背筋がピンっと伸び、姿勢が良いのも印象的だ。
「身長を1cmでも大きく見せるためです」と笑いながら言うが、コート上では常に堂々としているように見える。日本代表のエースガードである河村勇輝もそうだが、姿勢の良さは視野の広さや体幹を鍛えることにもつながるため、サイズの小さい選手にはより求められる要素だろう。
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