グルメ,テイクアウト,和食・日本料理,地域,本島南部,浦添市
無農薬米「天使のお米」で心がほっこり。「OMUSUBI STAND(おむすび スタンド)」の幸せおむすび(浦添市)
朝ごはんに、お昼ごはんに、お弁当に、間食に…。
1つ食べるだけでパワーがムクムクと湧いてくる“おむすび”は、私たち日本人のソウルフード。起源は定かではないのですが、弥生時代にはすでに存在していたようで、戦国時代になると、兵士が戦いの合間に空腹を満たすために食していたのだそうです。
最近では、パン文化が根付いているフランスやアメリカでも専門店ができ、ランチタイムには行列ができるほどの人気なのだとか。
そんな海外でも評価されるようになったおむすびですが、ここ数年の間に国内では続々と専門店が増えています。

2024年3月に、浦添市の牧港通りにオープンした「OMUSUBI STAND(おむすび スタンド)」は、フラッと気軽に立ち寄ることのできるおむすび屋さんです。

「毎日あんしんして子どもに食べさせられるもので、なお且つ食べ飽きないものを…と考えたときに思い浮かんだのがおむすびでした。スーパーやコンビニで販売されているものに比べると高いのですが、こだわっているので」と話すのは、3人の子どもを育てるママでもある杉崎 浩美さん。

店内には「焦がしネギ味噌」「ツナたくおかか」「魅惑の海苔バター」「博多明太しらす」「めんたいチーズ」など、定番おむすびが17種類ラインナップ。

試作の段階では、20種類以上のお米を炊いて試食、試食、試食。冷めても甘みが感じられ、香りと艶のある福岡県糸島市の無農薬米「天使のお米」が採用されました。


厳選したお米は、ふっくらと仕上げるため、1日浸水をしてから炊き、空気を含ませながらふわっと握ります。

海苔は有明海産の秋芽一番積みの海苔だけを扱う専門店「成清海苔」の海苔を使用。一口で明らかに違いが分かるほど旨みが深く、そのままでも酒の肴になりそうなほど。おむすびの具材に負けない力強さを持っています。
「パリッとして歯切れのよい海苔を体験してほしい」と、OMUSUBI STANDでは、おむすびに海苔を巻かずに、個包装して別添えに。

一番人気は、二日間かけて仕込む「きみに夢中」です。オーダーが入ってから握りはじめてくれるのですが、醤油に漬けた卵黄のプリッと加減、伝わりますでしょうか?

とろ〜り濃厚な卵黄とお米、海苔の一体感が堪能でき、周りに人がいても「幸せ〜」と、思わず心の声が漏れてしまうほどのおいしさです。

人気ベスト2、3は、大粒の紀州南高梅を使用した「美しきかつお梅」と、国産の鮭を塩麹に一晩漬けてふっくらと仕上げた「塩麹しゃけ」。

脂ののったサバが主役の「イタリアンさばトマ」や「The日本の心むすび」、沖縄県産あぐー豚とキムチ、青菜を炒めてトッピングした「あぐー豚キムチ」、湘南江の島から直送したしらすをたっぷりとのせた「こぼれ江ノ島しらす」など、ユニークなおむすびも。

杉崎さんのイチオシは「ゴーヤー肉味噌」。

濃いめの甘味噌とゴーヤー、にんじんしりしりしりがのって、栄養バランスも抜群です。

おむすびと一緒にテイクアウトしたいのが「ぜい沢一番出汁のおみそ汁」。

かつおぶしをコーヒードリッパーにセットして1杯ずつドリップし、自家製の味噌と合わせたシンプルだけど贅沢なお味噌汁です。

日常に、ちょっとした喜びや幸せを感じられるOMUSUBI STANDのおむすびを、あなたも一度味わってみませんか?
Information

- OMUSUBI STAND(おむすびスタンド)
- 住所
- 〒901-2131
沖縄県浦添市牧港2丁目43−8 - 電話番号
- 098-894-3649
- 営業時間
- 11時〜15時(なくなり次第閉店)
- 定休日
- 日曜・月曜
- 駐車場
- なし
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 可
- HP・SNSのリンク
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