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古代アステカの伝統的なチョコレートと沖縄南城市の絶景を…「-modica-モディカ」(南城市)

とびきり上質なチョコレートに癒されたい……そんな時には南城市へ車を走らせてみませんか?
向かうのは、2024年4月にうるま市の石川から南城市知念へ移転オープンした「modica」(モディカ)。
国道から細い道へそれた先にあるモダンなコンクリートの建物。
奥まった場所にある扉を開けたその先は、シックで洗練された空間がお出迎えです。
丸くくり抜かれた大きな窓の向こうにヤシの木とまばゆい青い海が広がります。
南城市知念の新たなランドマーク

「modica」(モディカ)があるのは、南城市知念の高台に建つ「MSYビル」。
斎場御嶽から奥武島方面に向かう国道331号線から山里地区へ登る細い道の先にあるデザイナーズビルです。

モディカの入口は1階奥でひっそりとした佇まい。手前は先日ご紹介した「cafe lush~海の家」です。ドアを開けると……

落ち着いた大人の空間が広がっています。コンクリートの丸い枠に縁取られたヤシの木と田園風景、遠くに広がる海原はまるで絵画のようです。
チョコレートでカフェタイムを

店名のmodicaは、イタリアのシチリア島にあるモディカという地名から来ています。
「modica」で扱うのは、モディカ産の古代チョコレートを中心に、日本全国のビーントゥバーチョコレート。

カフェスペースでは、チョコレートに合わせて創り出したコーヒーをはじめとするドリンクとスイーツをいただけます。
モディカチョコレートのお味は……?

チョコレートラインナップからセレクトした3品と、チョコレートに合わせた焙煎を施した深煎りの珈琲をペアリング。
モディカチョコレートは、古代チョコレートと先ほど書きましたが、その製法とは古代アステカの伝統的な製法で作られています。カカオ豆をすり潰したカカオマスと、砂糖を混ぜ合わせて作るというもの。
バターやミルクは一切使いません。

口どけなめらかの対極にあるジャリっとしたカカオそのものの濃厚な風味と、混ざりあう果皮や果肉、そしてナッツ……地中海らしいオレンジやレモン、イチジクなどの具材。
くせになりそうな食感がたまりません!
個人的には、ブラッドオレンジのピールが入っているものがひときわ美味しいと思いました。

オリジナルブレンドの深煎りコーヒーとの相性の良さ!こっくりとしながら、チョコレートの味を引き立てる控えめな風味です。コーヒーをはじめとしたドリンクの充実も嬉しい。

こちらは、モディカさんの看板ドリンクメニュー「チョコラテ」です。
上質で控えめな甘さをトッピングのパウダーを引き締め、濃厚な味わいながら後味スッキリ。
他にも、ルイボスの茶葉を使ったドリンクや、シチリア産のブラッドオレンジジュースなど
ワザありのノンカフェインドリンクも充実しています。
こだわり製法のチョコを厳選したセレクトショップ

modicaでは、モディカチョコレート以外にも、イタリアや日本全国から厳選したビーントゥーバーチョコレートを仕入れ販売しています。
キーワードは「こだわりのある製法」。ラインナップはその時によって変わります。

味もさることながら、パッケージも素敵なものばかり。

チョコレートとの相性の良さを目指して焙煎・ブレンドしたmodicaオリジナルコーヒーと一緒にギフトにするのも良さそうですね。喜ばれること間違いなしです。

なによりこんな素敵な空間なので、買い物に行くのも心が浮き立ちます。南城市ドライブの新たな目的地が増えました!ぜひ訪ねてみてくださいね。
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