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琉球ゴールデンキングス

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異例の“11人体制”に秘められた琉球ゴールデンキングスの確固たる「育成マインド」 安永淳一GMが編成に込めたメッセージとは

「どれだけ選手を磨くかが大切」桶谷HCへの厚い信頼

異例の“11人体制”に秘められた琉球ゴールデンキングス

22日午前、沖縄アリーナ内のコートサイドラウンジ。編成を担う安永淳一ゼネラルマネージャー(GM)とチームを指揮する桶谷大ヘッドコーチ(HC)が椅子を並べ、取材陣と向かい合った。新シーズンに向けたチーム編成や戦い方を説明するために設けられた場である。

新チームの始動に合わせてヘッドコーチが取材対応するのは例年のことだが、GMが編成について会見で詳しく語るのはキングスでは珍しい。冒頭、安永GMがその理由に触れた。

「NBAではGMが2時間ぐらい記者会見をして延々と話し続けることもあります。もちろん皆さんの興味の対象は『勝った』『負けた』ということが大きいとは思いますが、キングスにはそれだけではない深みがあることをお伝えしていくことが大切だと思いました」

クラブ初の優勝、3シーズン連続ファイナル進出という偉業を支えたメンバーの多くが退団し、転換期を迎えているキングス。例年に比べて登録人数も少ないため、今回のようなタイミングでGMが編成について説明するのは、背景が気になるファンにとっても良い試みだろう。

続けて語ったのが、その登録人数についてである。

「昨シーズンは13〜14名の選手がロスターにいて、それが今シーズンは11人からスタートするということで『人数が少ないからキングスの強さが減っているのではないか』というような見られ方もしております」と言及。「ただ…」と打ち消した上で、こう続けた。

「人数が少ないから悪いのか、人数が多ければ良いのかと言われたら、そうでもないと思います。桶谷HCのバスケットボールは選手たちの能力を磨いてチームを磨き、より効果的に、より効率良く、より威力のある戦い方をするスタイル。やはり、選手をどれだけ磨くかということが本当に大切だと思います」

桶谷HCはCSなど重要度の高い試合でもできる限り多くの選手でローテーションし、個々の成長を重視するコーチングをすることで知られる。自身も「預けられたメンバーの中で彼らの特徴を生かし、チームがシーズン終盤に強くなっていって、CSでいかに戦えるかが一番重要だと思っています」と語り、初めからチームのスタイルを固めるよりも、選手の特性に合わせたチーム作りを身上とする。

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