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“キング”の座は譲れない。2連覇に向け「運命の一戦」に挑む琉球ゴールデンキングス、勝負の鍵はペイントタッチ
高く保ちたい「ペイントタッチの意識」

ディフェンスに関しては、今季の平均失点である77.8点を下回る72点に抑えているため、課題は少ない印象だ。一方、オフェンスではチームとして強調し続けたい点がある。それは、ペイントエリアへの進入だ。
第1戦では、広島の帰化選手で大柄な河田チリジを第2Qでファウル三つに追い込み、プレータイムが減ったことでインサイドへの攻撃が活性化。その影響で相手が守りにくくなり、3Pも効率的に決まった。しかし、第2戦の序盤と終盤の時間帯は全体として相手の素早いスイッチディフェンスに対してペイントタッチが少なく、うまく崩すことができなかった印象だ。
今村も第2Qの良い時間帯は「キングスはリバウンドが強いので、自分たちがペイントに入ることでいろんなことが起き、リズムが生まれる。その辺はすごく意識していました」と言うが、ペイントタッチが減った終盤では「3BIGをしている時間帯に日本人選手のアグレッシブさをうまく出せませんでした。ミスマッチを突こうとし過ぎて停滞してしまったりして、リズムが生まれなかったのは良くない部分でした」と振り返る。
ジャック・クーリー、アレックス・カーク、ダーラムという重量級のインサイド陣を揃え、リバウンドやセカンドチャンスポイントが最大の武器であるキングス。レギュラーシーズンではなかなかその強みを生かしきれていなかったが、CSに入ってからはその部分を強調して強豪にも勝利を重ねてきたため、もう一度“原点”に立ち返りたいところだ。
田代主将「やりたいことを表現すれば絶対勝てる」

中一日で迎える第3戦に向け、岸本隆一は「(第2戦は)もう終わったことなので、悔しい気持ちはありますが、明日以降は忘れる。またいいマインドセットをして、3戦目は必ず、より激しく戦いたいと思います」と気合を入れ直した。
今回のCS、キングスは準々決勝、準決勝ともに第3戦までもつれ込み、最終戦を制して勝ち上がってきた。それを念頭に、ヴィック・ローも「ディフェンスで精彩を欠いてしまった部分があり、そこからリードを奪われてしまったことが敗因にあると思っています。ただ、自分たちは第3戦に行ったら勝ち進んできているので、スカウティングしてまた改善していきたいと思います」と勝利を誓う。
今シーズンは多くの苦難を経験してきたからこそ、それらを乗り越えて連覇に王手を掛けているチームの現状に対し、選手たちの自信は深い。キャプテンの田代直希に「連覇の自信はありますか?」と問うと、即答した。
「もちろんあります。そのためにファイナルまで来たし、(連覇を)しなくちゃいけないと思っています。僕たちが本当にやりたいことを表現できたら、絶対に勝てます」
この2試合、横浜アリーナは第1戦から順に12,969人、13,203人の大観衆で埋まり、その半分以上はチームカラーである「ホワイト&ゴールド」に染まった。会場には「ゴーゴーキングス」の声援や指笛の音が鳴り響き、「団結の力」が選手たちの背中を力強く押していることは間違いない。ファンのため、自分たちのため、そして「沖縄をもっと元気に!」するため。
“キング”の座は譲れない。
最終決戦直前!OKITIVEで振り返る琉球ゴールデンキングス2023-2024シーズンの軌跡

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2024年5月31日15時45分〜 沖縄県内のTV 8チャンネルにて放送!!
沖縄テレビ(8ch)では、5月31日(金)15時45分から琉球ゴールデンキングスのシーズンを振り返る特別番組を放送します!
ぜひご覧ください!
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