コラム
幼いころの夢とこれから挑戦してみたいこと【小林美沙希のみさきいろ】

目次
幼いころの夢
みなさん、将来の夢って何歳ぐらいから思い描いていましたか?
私が覚えている中で一番幼いころの夢は、実は…
『アナウンサー』ではありませんでした。
幼稚園のころ、私がなりたかったものは…
いわゆる“動物のお医者さん”、『獣医』でした。
いつ頃だったか忘れましたが、七夕の短冊に『じゅう医になる!』と書いた記憶もあるぐらいです。
(獣医の獣が漢字で書けなかったころの話です…)
物心ついたころから動物が大好きだった私は「犬が飼いたい!」だの「猫が飼いたい!」だの「リスが飼いたい!」だのと…いつも騒ぎ立てておりました。
紆余曲折あって、結局獣医にはならずにアナウンサーという職業に就くことになったわけですが…
なぜこれを思い出したのかといいますと、動物にかかわる取材に行ったからです!

過去最多入園者数更新!沖縄こどもの国
県内の動物園といえば真っ先に思い浮かぶのが、『沖縄こどもの国』。
私もたびたび取材に訪れていますが、今年度、34年ぶりに過去最多の入園者数を更新したということでセレモニーを取材しました!

コロナ禍のころには長期の臨時休園を余儀なくされるなど苦しい状況が続いたときもありましたが、今こうして多くの人が訪れて楽しんでいる様子を見ると、やはり動物たちと間近で触れ合える施設というのは地元にとって大切な場所なのだと改めて感じました。

私のおすすめの『里山の迷宮』ではこんなに間近でクマのお昼寝を眺められることも!

ガラス越しで写真では分かりにくいのですが…
上から見るとこんなに近かったんですよ!

さまざまな角度から動物たちの日常を楽しめ、この数年でリニューアルされた施設も多いです。
今回取材に行く中で、過去のできごとについても会社のアーカイブ映像を見ながら調べていたのですが、昔「アイランドパーク」という遊園地が併設されていたこと、私は知りませんでした…。
また、コロナ前にはサルの大脱走劇があったこと、覚えていらっしゃるでしょうか。

開園から53年、多くの人に愛されている沖縄こどもの国。
過去最多入園者数更新を機に、少しだけ歴史も振り返る企画を放送しました。
よろしければぜひご覧ください。
三線職人の矜持(きょうじ)
最近取材した中で印象に残ったのが、県内の三線の作り手が“伝統工芸士”に認定されたというニュースです。
2018年に「三線」が国の伝統的工芸品に認定されてから初めて、県内4人の三線の作り手が伝統工芸士に認定されました。
4人のうち、譜久山勝さんと照屋勝武さんは先月急逝され…一定期間の登録となってしまうとのことですが、今回はそのお二人の気持ちも受け継ぎながら、三線を作り続けている渡慶次道政さんと仲嶺盛文さんのお二人の工房にお邪魔し、お話を伺いました。

仲嶺さんの工房で取材している途中、何人もの方が「伝統工芸士おめでとう!」とお祝いに来てくれていました!
三線に関する相談をしに来た方もいて、地域のみなさんからとても愛されている方なのだと伝わりました。
やはり長年その道を極めていらっしゃった方々のお話を聞くのはとても楽しいです。

こちらは三線製作事業協同組合の代表理事も務める渡慶次さん。
分からないことを細かく聞く私に丁寧に答えてくださったり、お酒を飲むのも大好きなのだという雑談もしたりしながら、長々とお話を伺いました。
取材させていただく身ながら、人生についても学ばせていただいた気持ちになりました。
雑談中に、渡慶次さんからこんな一言が。
「あなたは三線は弾かないの?」
…沖縄に来て8年ほどになりますが、三線は弾けません…。
「挑戦してみたいのですが、なかなか始められず…」と
おずおず答えた私に対して渡慶次さんは
「まずは触ってみるだけでも良いんだよ」と優しく話してくださいました。
“三線を習う”というと少しハードルが高いな…と尻込みしていたところがあったのですが、渡慶次さんの言葉で、もう少し気軽に挑戦してみても良いものなのだなと考えられるようになりました。
そんな訳で、最初からしっかり弾けなかったとしても、少しずつ!まずは三線に触れることから始めてみようと心に決めた小林なのでした。
今回取材したお二人の三線づくりにかける思いは、こちらからご覧いただけます。
挑戦してみたいこと
そんなこんなで今年こそは三線に挑戦しよう!と考えている私なのですが、ここ数年サボっているサックス演奏もそろそろ再開したいですし、最近始めた編み物も、もっと色々なものを作ってみたい…
さらに買ったは良いものの積んだままになっているゲームや小説もかなり溜まってきたところでして…やりたいことは山積みです!
みなさんも、やりたいけれどできていないこと、あるのではないでしょうか…。
もうすぐ新年度も始まりますし、みなさんもぜひいっしょに、挑戦する年にしてみませんか?

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