エンタメ,おでかけ,レジャー,今帰仁村,体験,名護市,地域,本島北部,沖縄経済,自然
刀 森岡 毅CEOがテーマパーク『JUNGLIA(ジャングリア)』開業に沖縄を選んだ勝ち筋。その先の未来は必然か?
AI革命にも負けない日本人の特性と観光業

もともと、森岡氏はテーマパークとは関係のないP&Gでマーケターとして働いていた。
そして、株式会社刀は丸亀製麺などの再生事業にも携わりながらも数々のテーマパークの再生に力を入れている。なぜ、こうして森岡 毅 氏はテーマパークや観光業にフォーカスしているのだろうか勝ち筋を見立てたのだろうか。AIにはできない仕事業種、そのヒントは日本人の特性にあるという。
森岡 毅 氏
消費者の生活はこれから大きく変わっていきます。
産業形態も含めてAI革命、デジタル革命が次々に起こっていく中で、人々がなんとなく繰り返していたような仕事、作業のような仕事がどんどんAIに取って代わられていきます。
これはホワイトカラー(※)の世界にも入ってくるでしょう。そのような未来がある中で、人間は何にプライドを持って、何に付加価値を作り出すのか、プロとして食べていくのかっていうところが大きく問われていくと思います。その中でもやはり、キーワードは人が人を喜ばすことだと考えています。これはなかなかAIにはできません。
※ホワイトカラーとは事務系の職種一般に就く労働者「襟」を意味する言葉で、事務系の職種に就く労働者が白い襟のシャツを着用することが多い点からいわれている。
多くの人は人にもてなされたいわけです。人は人に感動させられたい。人との触れ合いの中で人は癒される。そう考えると、観光業は日本人が誇りを持って働いていくための食い扶持になると思ってるんです。
色んな人が色んな思いで一生懸命生きている。普通の人が真面目に頑張って、真面目に生きてたら、ちゃんと豊かに暮らしていける社会であり続けるために、誇りを持って働ける大切な仕事をやっぱ作り出し続けなければいけない。その働く環境のなかで観光業は実は固いと思っています。
日本人の最大の武器は、おもてなし精神、人の心理を読み解く力、感じ取る力、そして先回りして、さりげなくもてなす力。これは日本人の特性としてめちゃめちゃ強い武器になります。この特性を活かして、日本人が誇りのある仕事をするにはやはり観光業しかないとも考えています。
テーマパーク開業までの課題は人材
成功確率は高いとは言え、『JUNGLIA(ジャングリア)』が開業するまでにはあと1年半を要する。テーマパークを成功を収めるにはインバウンドに対応できる優秀なスタッフの確保などがあげられるが、その現状としてその手立てはあるのだろうか。
森岡 毅 氏
テーマパークには1000人近い労働力が必要になってきます。もしかしたら2000人ぐらいの労働力が必要となるかも知れない。
優秀なスタッフを雇うためには全国の皆様には、「よし!私もここで働いてみよう!!と思っていただかないといけないです。必要な人材の数を揃えていくハードルはそんなに簡単ではないので、今後、採用についてもしっかりと対策をしていきます。
そして、高度観光人材・観光マーケターのようにスキルを身につけていただき沖縄の観光産業で稼げて、それを誇れる人材が居るテーマパークになればと思います。
あわせて読みたい記事