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先人の思いを受け継ぎ唄・三線を奏でる~横浜・鶴見エイサー潮風~
コロナ禍を乗り越えて

鶴見エイサー潮風 代表 小野有貴さん(26)
「緊急事態宣言のときは、イベントが無くなり、練習場所も使用できず、とても苦しい時期でした」
新型コロナの影響で、鶴見エイサー潮風に限らず、多くの団体で辞めていくメンバーもいたそうだ。実演する機会を失い、「潮風」にも閉塞感が漂うなか、明るい話題が2022年の沖縄復帰50年の節目に放送された朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」だった。
鶴見エイサー潮風 代表 小野有貴さん(26)
「ドラマを見て、エイサーをやりたいという人も増えていった。テレビにかかわることで自分たちもモチベーションを維持できた」





「エイサー」は沖縄に限らず、県外の小学校の運動会の演目に取り入れられるほど人気。「ちむどんどん」の放送を機にでさらに人気を高めている。
この日「鶴見エイサー潮風」の練習体験にやってきたのは小学生の家里遥月さん。動画投稿サイトでエイサーの動画を見るのが好きで、母親に頼んで連れてきてもらったそうだ。『いつか大太鼓をやってみたい』と、キラキラした表情で練習に励んでいた。
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