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満腹!満足!満員御礼!沖縄そばと定食の「だるまそば」(沖縄市)
沖縄市山里にある「だるまそば」は、いつ行ってもお客さんであふれかえる人気の大衆食堂。ボリュームたっぷりなのにリーズナブルな価格帯の沖縄そばと定食が楽しめ、体力勝負のお仕事の方や食べ盛りのお子さんがいる家族連れに人気です。
行くたびに何を食べようか迷うほどメニューが多く、飽きないのも人気の秘密かもしれません!
今日はオープン前からはりきって、家族で並んでみましたよ!
目次
オープンしてすぐに席がうまる!人気の「だるまそば」
交通量の多い交差点の角地にあり、思わずとおり過ぎそうになる立地の「だるまそば」。そんな場所にもかかわらず、土日はどの時間帯でも駐車場はほぼ満車、店内はにぎわっています。
人が入る前の静かな「だるまそば」が見てみたい!と、15分前から家族で開店待ちをしてみることに!

広々とした駐車場で「一番のりだ!」と、のんびりしていると、続々と車が入ってきます若者や食べ盛りのお客さんが多いと思っていた「だるまそば」ですが、長年の常連さんとおぼしきお父さんやお母さんも並んでいます。
開店と同時に店内の券売機前はあっというまのひとだかり。
はじめて見る「だるまそば」開店直後の光景。60人ほどのお客さんが入る広い店内が、1日中常に満席に近い状態になるとは、改めてその人気っぷりがうかがえます。


いつも悩んでしまう「だるまそば」の豊富なメニュー

ボリュームたっぷりのメニューの多い「だるまそば」。
揚げもの好きの夫はからあげかトンカツでいつも悩むし、子どもたちはおそばが食べたいしと、私は野菜もりもりの定食が食べたい。みんなの希望を叶えるとついつい頼みすぎて、いつもおなかがはちきれそうになっています。
今回はなにを頼もうか迷っていると、店名にもある「だるま」を冠するメニューが2品あることに気づき、そちらを注文することに。
その名もズバリ!「だるまそば」と「だるま定食」。夫は揚げものもカレーも食べたいということで、「そば屋の唐揚げカレー」を券売機で購入。今回もきっと満腹になるんだろうな。

沖縄そばの代表お肉4種が一同にそろう「だるまそば」
今回はお店の看板メニューと思われるその名もズバリ「だるまそば」をオーダーしてみました。
■だるまそば(950円・税込)

麺が全く見えないくらい存在感のある4種類のお肉、骨付ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉、てびちがぜいたくにのっています。
沖縄そばの主役級豚肉が勢ぞろいです!




手でわしづかみにしてかぶりつきたくなる食べ応えのある骨付ソーキに、軟骨までトロトロ柔らかく煮込まれた軟骨ソーキ、お肉と脂身のバランスがちょうどよい柔らかさの三枚肉に、ぷにっとちゅるんと吸いつきたくなるてびち。一杯でいろんな食感が楽しめて、お得感たっぷりです。

濁りの少ない透明なスープは、豚のダシ骨とカツオの風味が感じられます。少し濃い味のスープはおそばと一緒に食べるとよい塩加減です。

麺はストレートタイプで、ちゅるんと食べれるさっぱりした味わい。
次からはシンプルな沖縄そばではなくて「だるまそば」を頼もう!そう思える、ぜいたくで食べごたえのある一品でした!
熱々カリジュワなトンカツとさっぱりシャキシャキ野菜炒め
■だるま定食(950円・税込)

ボリューム満点の定食が多い「だるまそば」ですが、「だるま定食」にも驚きました!
トンカツ一枚がドドンと盛り付けられたお皿と、野菜炒めと薄焼き卵のお皿!もりもりのごはんとお椀に入ったミニ沖縄そば。

揚げたて熱々のトンカツは、ソースをかけていただきます。
衣の香ばしくてカリッとした食感と、甘味を感じる豚肉のほどよいかみごたえ。トンカツソースのしょっぱさと豚肉の甘味がごはんとよく合います。
しっかりとダシがもきいていて、野菜の甘味とのバランスがよい野菜炒めは、シャキシャキ食感。

卵と一緒に食べると、卵のうま味があわさって、もりもり食べすすめられます。
トンカツ、野菜炒め、トンカツ、野菜炒めの無限ループの完成です!
大盛りごはんも一気になくなりそうな勢い!とはいえ、なかなかのごはんの盛りっぷり。
「ごはんおかわり無料」の張り紙を横目に、子どもたちが食べ盛りの中高生になるころには、大盛りごはんもどんどんおかわりしちゃうのかしら、と想像しちゃいました。
カリカリからあげとカレーでごはんがすすむ!
■そば屋の唐揚げカレー(950円・税込)

大きなからあげが4つものった「そば屋の唐揚げカレー」。少し辛さを感じるカレーは、ホッとあんしんできる家庭的な味。
カリカリの衣と肉汁ジューシーなからあげが、カレーとよくあいます。
「だるま定食」のトンカツをのせると、カツカレーとしてもいただけて、なんだか得した気分に!
あげものとカレーの組み合わせをわんぱく小僧のように食べつづける夫。このメニューを頼めるうちはまだまだ若いのかしら。(笑)
地域に愛され受け継がれる「だるまそば」
ごはんを食べはじめた11時10分頃にはすでに店内は6割ほどが埋まっており、完食するまでにほぼ満席でした。
12時前にはすでに何組かは入れ替わっており、かなり回転の早い「だるまそば」。キッチンにオーダーをとおすお母さんたちの元気な声が響き渡り、店内は常に活気があります。
週末は1日を通してにぎわっているそうです。平日は4時頃に落ち着いて、夜の営業に向けてまた忙しくなるとか。
店内に飾られた新聞記事に目を通すと、もともと同じ場所で運営されていた「だるまそば」を1997年に喜納さんご夫妻が経営を引き継いだとありました。
「だるまそば」は、現在は高齢となったご夫妻に代わって、若い世代の運営会社が経営を引き継ぎ、お店では昔からのスタッフがいまもお店の味を守っています。
また、沖縄そばの通信販売なども行っており、「だるまそば」の味を全国へと届けています。
地元で長く愛され、沖縄そばと定食の味を守り受け継ぎ、そして提供し続けている「だるまそば」。これからも家族で通い続けたいお店です。
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