グルメ,沖縄そば,沖縄料理
沖縄そばを全国に広めたい。かりゆし食堂酒場(神奈川県/小田原市)沖縄県外の沖縄料理店シリーズ

沖縄県を出て、神奈川県小田原市まで行ってきました。小田原市は、戦国時代に「難攻不落の城」と呼ばれた小田原城を有する観光都市です。いまでも城下町の雰囲気が残るJR小田原駅前に、沖縄料理店「かりゆし食堂酒場」があります。今回はこちらのお店のレポートをお届けします。
目次
かりゆし食堂酒場は城下町風の店構え

「かりゆし食堂酒場」を訪れると、城下町風のつくり!沖縄赤瓦だったらいかにもな雰囲気が出ると思うのですが、江戸時代の蔵をモチーフにしたような外観をしていて、城下町小田原という場所にマッチしています。
オリオンビールの行灯など店内は沖縄感が満載




「かりゆし食堂酒場」店内に入るとオリオンビールの提灯がたくさん灯されています。席はカウンター、テーブル、堀こたつ座敷となっていて、店内の至るところに沖縄を感じる飾りがところ狭しと飾られています。

トイレ入り口の脇には「いちゃりばちょーでー」の貼り紙が… 出逢えばみんな兄弟(姉妹)と書かれています。「かりゆし食堂酒場」たしかに「いちゃりばちょーでー」になりそうな楽しげな店内です。
多彩なドリンクメニュー


席に着くと、「ドリンクはタブレットから注文をどうぞー」と店員さんが声をかけてくれました。ドリンクのメニューを見つつ、好きな泡盛もあるし、ほかにも気になる飲み物もありましたが、最初の一杯はやっぱりオリオンビール(627円・税込)を頼みました。


お通しと一緒にキンキンのオリオンビール
キンキンに冷えたオリオンビールはやはりうまい。神奈川で飲んでもやはりうまいんです。

そして、本日のお通しは、ブリの炙りおろしポン酢。沖縄料理という感じでありませんが、炙ったブリとシャキシャキのツマがポン酢とベストマッチです。

二杯目は石垣島の泡盛、請福をハイボールで
喉が渇いていたのか、もしくは喉越しが良すぎたのでしょうか?オリオンビールはここで飲み干し、私の大好きな泡盛である請福(528円・税込)を炭酸割りで、請福ハイボールを注文しました。もちろんですが、請福もどこで飲んでもうまいです。

おすすめの沖縄料理を聞いてみた




メニューを見ながら店員さんにおすすめ料理をたずねると、沖縄そばが一押しのこと。
泡盛片手に沖縄そば…?いや、それはさすがにまだ早い(笑)。まずはほかの沖縄料理を堪能してから、〆に沖縄そばをいただくことにしました。
まずは沖縄料理の定番ゴーヤチャンプル
沖縄料理店といったら、ゴーヤチャンプル!これがないお店の方が少ないですよね。フーチャンプル、ミミガーチャンプルも気になりはしつつ、沖縄料理の定番ゴーヤチャンプルを注文しました。さて、今日はどんなゴーヤチャンプルに出会えるのでしょうか?

花かつおがたっぷりとふりかかった豪華な見た目のゴーヤチャンプル(693円・税込)です。ゴーヤはバランス良くカットされ生に近い食感で苦味もたち、ゴーヤとモヤシのシャキシャキの食感がよいです。
そして、「かりゆし食堂酒場」のゴーヤチャンプルの特徴は厚めにカットされた豚肉でした。

バランス良くカットされたゴーヤと豚肉、そしてしっかりと火が入り焦げ目がついた島豆腐が香ばしくおいしい。少し塩味が強くて酒のつまみやごはんのおともに最高です。

途中で味変にしまとうがらし(コーレーグース)を投入しました。やはりチャンプルにはこれですね。「かりゆし食堂酒場」のしまとうがらし調味料はマイルドな辛さで、辛味が苦手な方もチャレンジしてもよいかもです。
ちょっとした変化球メニュー スパムチーズカツ
揚げ物が多い沖縄県の食文化ですが、「かりゆし食堂酒場」ではちょっと変わり種の揚げ物を発見!スパムチーズカツ(693円・税込)を注文しました。


サクサクに揚げてあるスパムチーズカツ、中からとろけ出るのはモッツァレラチーズです。スパムとモッツァレラチーズの塩気でお酒が進みます。
沖縄では定番の天ぷら島らっきょ
続いて注文したのは、島らっきょ天(726円・税込)。沖縄県内ではメジャーな定番の天ぷらです。

塩漬けや生で食べると島らっきょ独特の香りと辛味があるのですが、天ぷらにすると熱が加わることでらっきょの甘味が増されつつ、ちょうどよい苦味もありおいしいです。厚めの衣がサクサクフワフワの沖縄天ぷらです。
口直しに、ゴーヤハイと自家製ジーマーミー豆腐
つまみとお酒で気分もおなかも満たされてきたので、そろそろ甘味を投入です。壁にデカデカと貼られたすりおろしゴーヤハイ(638円・税込)が気になり、店員さんがおすすめしてくれた自家製のジーマーミー豆腐と一緒に注文してみました。


すりおろしゴーヤハイは、お酒に漬け込んだゴーヤをすりおろしているので、果肉の存在感を口のなかいっぱいに感じ、ゴーヤの苦味とリンゴジュースの甘さとレモンコンクの酸味が絶妙にマリアージュしておいしいです。
ゴーヤの苦味が好きな方はぜひ飲んでみてください。
自家製ジーマーミー豆腐は、なんといってもコシと粘りがすごい!


スプーンですくうと、まるでトルコアイスのように伸びます!これは少しびっくりしました。ここまで粘りがあるジーマーミー豆腐は見たことがありません。口に入れると、しっかりとしたコシがあり歯ごたえを感じます。これは食べ応えがあっておいしいです。
この日の〆は沖縄そば
満を持して、店員さんが最初におすすめしてくれた沖縄そばが登場です。
なぜ、沖縄そばがおすすめかと聞くと、「かりゆし食堂酒場」のオーナーさんは大の沖縄好き&沖縄そば好きなのだそう。沖縄そばが沖縄県以外でも定番の麺類になるように、日本全国に沖縄そばを広めたいというアツい想いでおすすめしているそうです。
「かりゆし食堂酒場」の沖縄そばは大きく分けて3種類あります。
ひとつは沖縄で食べた思い出の味、お出汁の効いた「東通り2丁目のソーキそば」。そして和豚もちぶたを使用した「元祖!沖縄ポークそば」です。この元祖!沖縄ポークそばは、旨味が凝縮された淡麗スープと濃コクスープから選べます。


今回は淡麗軟骨ソーキそば(1,045円・税込)と濃コク三枚肉そば(1,045円・税込)を注文しました。
キレのあるスープと箸で切れる軟骨ソーキ。「淡麗軟骨ソーキそば」

淡麗軟骨ソーキそばは、深みのある醤油ベースのスープがあっさりしながらもキレもあり、まさに淡麗です。麺はコシのある平打ちの中太ちぢれ麺で、地元小田原の製麺所に作ってもらっているそうです。軟骨ソーキは軟骨が箸で切れてしまうほどやわらかく、ちょうどよい食感に仕上がっています。
和豚もちぶたを時間をかけてていねいに抽出した透き通るスープで、〆にとてもよい沖縄そばに仕上がっていました。
サッパリ白濁スープと味が染み込んだ三枚肉。「濃コク三枚肉そば」

もうひとつ、濃コク三枚肉そばは、白濁した濃縮豚骨スープで、そこに主張してくるのはカツオ出汁です。
見た目とは裏腹にコッテリではなく、サッパリとした味わいです。麺は淡麗と同じ地元製麺所で作られた平打ちの中太ちぢれ麺を使用しているそうです。白濁スープと麺が絶妙に絡みあい、さらにしっかりと味が染み込んだホロホロの三枚肉もおいしいです。こちらも〆にはもってこいの一杯です。
沖縄そばの味変には青唐辛子の調味料がおすすめ

沖縄そばを頼むと、「かりゆし食堂酒場」定番の調味料「青唐辛子」を一緒に持ってきてくれます。刻んだ青唐辛子が漬物のようになっているもので、青唐辛子のすっきりとした辛さが、淡麗スープにも濃コクスープにもよく合います。味を少し変えたい場合は沖縄そばに入れてみてください。
かりゆし食堂酒場に行ってみたまとめ
「かりゆし食堂酒場」のオーナーは神奈川県出身ですが、石垣島でも串焼き屋をやっているそうです。そんな沖縄好きのオーナーが作った神奈川県小田原市の沖縄料理店「かりゆし食堂酒場」。沖縄そばを全国に広めたいという想いがつまった沖縄料理のおいしいお店でした。
Information

あわせて読みたい記事