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作品が商品化や飲食店の器として使われている陶芸界期待の中学生、砂川優姫さん
目次
自称日本一情熱のある男パッション屋良が、新時代への新たなスター「ネクスター」を探して沖縄県内を駆け巡る!
今回新たなネクストスター「ネクスター」がいるとの情報を聞きつけパッションさんがやってきたのは、沖縄市にあるとある公園。この場所にネクスターがいるということで早速向かってみると。


真剣な表情で作品を作る彼女が今回のネクスター。陶芸界期待の中学生、砂川優姫(すながわ ゆうき)さん。

現在自宅にある工房で作品を作る中学1年生の優姫さんは、そのかわいらしい陶芸作品が SNS で広がり、いくつもの作品が商品化や飲食店の器として使われています。そんな陶芸界のネクスター砂川優姫さんのすごさに迫ります。
陶芸を始めたのは?

陶芸歴はどのくらいですか?

5歳からやっているので、8年くらいです

なぜ陶芸と出会えたの?

小さいころから物づくりとか粘土とか好きで、それでおばあちゃんが通っていた陶芸教室をお母さんが勧めてくれて、楽しかったので入りました


なるほど
陶芸ではどんなところが一番楽しく感じる?

やっぱり自由自在に形を作れるところ。あとは釉薬(ゆうやく)とか調合とか好きなようにできるところと、自分の成長を一番感じられるところが好きです
※釉薬(ゆうやく):陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のこと。

すごいね、1聞いたら10返すね、すごいね(笑)

あははは(笑)

こんなネクスター初めてだね
すごいよ。そんだけ好きなんだなって、今ので伝わったよ

優姫さんは沖縄市の出身で一人っ子。おばあちゃんが通っていた陶芸教室で体験をしたことがきっかけで、5歳から陶芸を始めました。

小さい頃からものづくりが好きだったという優姫さんは陶芸の魅力にはまり、いくつもの作品を手がけました。そして自身の作品を SNS にあげたところたくさんの方の目にとまり、いまでは優姫さんの作品がお店で販売されたり、飲食店の器に採用されるほどの陶芸作家になりました。

陶芸作品の数々

そうなの?
陶芸作家として活動しているの?

はい 。那覇市壺屋にある「雑貨屋たんたん」さんと、最近だと「おことパーラー」さんという奈良県のかき氷屋さんに、お皿を取り扱ってもらっています

へえ!すげえじゃん!
そんな優姫さんの陶芸作品を見せてもらうために、自宅兼工房におじゃまさせてもらったパッションさん。どんな作品があるのか楽しみですね 。


すげえ!
思った以上に量が多かったね
これ全部作品?

はい

すごいね!

こっちが昔の作品で、ここが今の作品です
<昔の作品>

<今の作品>


この色も全部?

はい

一番のお気に入り、できあがった時にうまくできたっていうのは?

このカップです


これ、特に愛情ある?

はい、ひとつひとつ描くのがすごく大変で

あー、確かに
魚の絵細かいね


この取っ手の付け方、リーチハンドルっていって、土を付けて伸ばしていき、最後につけるっていうのが難しくて

手間かがかかるということなんだね

はい


作品はだいたいどのくらいで完成するの?

早くて1週間くらい

そうか、1週間くらいかかるんだよね
今までに作った作品数は?

全部含めると多分300くらいかなと思います

え!すごいじゃん!
B'z の曲と一緒じゃん
すごいね、そんなに作品持ってんの

はい

今までに300もの陶芸作品を作ってきたという優姫さんは、自分の作品を購入した方やお店からの好評の声を聞いた時にとてもうれしかったと言います。学業と並行しながら大好きな陶芸作りに励む優姫さん。これからもたくさんの作品を作り、一人でも多くの方に優姫さんの作品を知ってもらいたいですね。我々も応援しています。
お母さんからは
陶芸作りをサポートし、そのようすを間近で見てきたお母さんの夏美さんに、話を聞いてみると。


夏美さんも陶芸やるんですか?

私も主人もやらないです
物づくりとかもしないですね

そうなんですね
陶芸やるってなった時はどうでしたか?

小さいころから幼稚園にいっては泥団子を作ったり、家では紙粘土とかで物を作ることが多かったので

はい

陶芸体験に連れてって、やるって言った時はそうだろうなっていう感じです


どんな大人になりますかね

本人が好きなことをやっていけば、別に良いと思っているんですけど。今の素直な気持ち、心を忘れずに、前向きにいろんなことに挑戦する大人になってもらえたらうれしいと思います

これからも素直な気持ちのまま、いろいろなことに挑戦してもらいたいと話す夏美さん。中学1年生の優姫さんはこれからが伸び盛り、いろいろなことを経験してまた新たな作品づくりに活かしてもらいたいですね。
陶芸の“土殺し”を体験!
陶芸界のネクスター、砂川優姫さんの話を聞いて、陶芸魂に火が付いたパッションさん。そこで、ろくろを使ってベースとなる土を整える“土殺し”を体験させてもらうことに。

“土殺し”とは、ろくろの回転を利用し土を上げ下げして土の質を均一にする作業のことで、“土殺し”がうまくできないと、作品が歪んだり、ヒビ割れが起きるといいます。まずは優姫さんのお手本を見せてもらうと。



おお、すげえ!上がってきた!

手で濡らして伸ばしていくんだね、なんか楽しそう

このあとも土の上げ下げを繰り返し“土殺し”終了。やる前と後では土の滑らかさが違いますね。ということで、パッションさんも“土殺し”に挑戦!


こう上に

もう上にあげてっていいの?


手前に持ってくる感じで上にあげていきます

手前にもってくる感じ、うーん、何か変な感じになってきたよ。大丈夫?


1回で全部グーって持っていく感じで

1回で全部、こんな感じ?

あ、はい

これでいいの?

このあとも優姫さんに教えてもらいながら“土殺し”行ってみるも、不器用なパッションさんはうまくできず。すると。

人に教えるって大変でしょ?

はい

難しいでしょ
あああ!!


ああ、ごめん取れちゃった!
どうしよう

この中に

あ、そうなの?
これくっつけちゃダメなの?

たぶん無理

ごめん、ごめんね

パッションさん、土を絞りすぎて痛恨のミス。いけませんね。

ああ、申し訳ない
すげえもったいないことした。ごめん
優姫さんでも納得できる“土殺し”ができたのは1年前ということで、素人のパッションさんができないのも当然ですね。
これからの目標は?

はい、それでは目標を聞かせてください!

「沖展」にむけての作品作りです
※沖展:沖縄県内最大の総合美術展


そうね、作ろう!

釉薬や土の勉強をして、実践していきたいと思います

そうだね、16歳から応募できるんだっけ?

はい

まだ2年以上あるよ、いっぱい勉強できるね

はい

砂川優姫さん、これからも目標に向かって頑張ってください
せーの、we are NEXSTARS!

ネクスターの優姫さん、そしてお母さんの夏美さん、取材へのご協力ありがとうございました。これからも陶芸作りの技術に磨きをかけ、大きな目標に向かって頑張れ!
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