コラム
アナウンサーの必需品! 〇〇〇〇〇辞典

どうも!
無人島に何か2つ持っていけるなら「焼き鳥」と「ビール」と答える稲嶺です!
この組み合わせ、最強ですよね・・・
さて話題は変わりますが、アナウンサーが放送に臨む際の必需品があります。
それが・・・
アクセント辞典です。

日本語のアクセント辞典は複数の出版社から出されていますが、ニュースやナレーションの参考にする際はNHK放送文化研究所の『日本語発音アクセント新辞典』が定番となっています。
ここでいきなりですが、アクセントクイズ~(/・ω・)/
「支援」
皆さんはどう発声しますか?
①しえん→ (音の高低は鼻炎と同じイメージ)
②し↘えん (音の高低は未練と同じイメージ)
正解は・・・
①しえん→
です!

説明)シエンのそばにある「-」は全て同じ高さで読む「平板」を意味します。
ただ②の読み方も許容となっていて、決して間違いではありません。
放送などでは①の読み方を積極的に使うようにしています。
さて続いてはアクセントによって意味が変わってくる言葉を一つご紹介します。
「かき」
平仮名の読みは同じでも
夏季、下記、垣、柿、牡蠣など色々ありますよね。
ただこれらはアクセントがいくつかのパターンに分かれています。


・垣を作る(かき↘をつくる)※「き」が相対的に高くなる
・柿を食べる(かき→をたべる)※平たく読む(平板)
・牡蠣を食べる(か↘きを食べる)※「か」が相対的に高くなる
だんだん頭がこんがらがってきますよね(*‘∀‘)
更に発展形も確認していきましょう!
「夏季」だけだと「か↘き」
「休暇」だけだと「きゅうか→」となりますが、
「夏季休暇」だと「かききゅ↘―か」となりますよね。
複数の言葉の繋がりが強くなって一語として認識されると、そのアクセントはコンパウンドするようになります。
コンパウンドは
「テ↘レビ」+「ド↘ラマ」=「テ↗レビド↘ラマ」のように、アクセントの山が一つになる現象のことです。
コンパウンドするかどうか判断が難しい複合語が原稿に出てきた際には、アナウンサー同士で「これってコンパウンドして読む?」など意見交換することもあります。
コンパウンドについては「その複合語が時代とともに広く一般的に一語として認識されているかどうか」で判断していくことになります。
小難しい説明になってしまいましたが、普段何気なく話している日本語にも様々な法則があることを知るのも面白いですよ。
大きな書店などに行けばアクセント辞典が置かれていると思うので、是非チェックしてみて下さいね( ^)o(^ )
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