ミンガラーバー！（こんにちは）ミャンマー料理のお店「ロイヤルミャンマー」へ！

ロイヤルミャンマーミャンマー料理 — 130以上の民族が存在するといわれるミャンマーは料理もバラエティ豊か

那覇市の栄町市場にあるミャンマー料理店「ロイヤルミャンマー」。
「モヒンガー」や「ラペットゥ」、「シャンカウスエ」などミャンマーではお馴染みの味を楽しむことができる。

一番人気は「ミャンマーカレー」

「カレー」といっても、私たちが食べなれている日本風のカレーとは一線を画している。「甘いけど辛さを感じる。いろんなスパイスが入っていて、風味豊か」・・・筆者は食に関するボキャブラリーが少ないので、そのくらいしか表現できない。だけどこの沼にハマったら抜け出せない。ロイヤルミャンマーでは日本人の口に合うようにアレンジしていて、お昼時には多くの利用客で賑わう。

2021年2月1日、ミャンマーでおきた「軍事クーデター」をきっかけに、沖縄で暮らすミャンマーの人たちが気になり、取材を続けている。そして、お店に通っているうちにミャンマー料理の虜になった。店を切り盛りするのはミャンマー出身のトウ・ヤ・ソウさんと妻のカイさん。いつも笑顔を絶やさない2人だが、軍事クーデターがおきた故郷の現状に心を痛めている。

料理を通して故郷に関心を持ってもらいたい

軍事クーデターから１年以上が経過し、世界の関心が薄れている。「ミャンマーの事を忘れないで欲しい。」少しでも沖縄の人にミャンマーに関心を持ってもらおうと、今日も、故郷の味を提供している。まずは食文化に触れて、ミャンマーを旅した気分を味わってほしい。

「OKINAWA」だからできること

2022年10月には沖縄で「第7回世界のウチナーンチュ大会」が開催される予定だ。生きるため、海外に移民した沖縄県系人は、団結をして現地での苦労を乗り越えてきた。海外から沖縄に来た人たちも家族のため、夢のため、海をこえてきた。世界のウチナーンチュと沖縄で暮らす外国人から学ぶことは多いかもしれない。