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番組審議会

第545回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第545回番組審議会を6月11日(火)に開催しました。
今回の番組審議は5月12日放送、続・水どぅ宝~PFAS汚染と闘う!Fight For Life~で、
委員から次のような意見が寄せられました。

・強すぎるドキュメンタリーで、拒否してしまう方も多いんじゃないかと感じた。変化があったときに明るい兆しがありましたという発信など、角度を変えてこの問題を扱うことが、広く県民に知ってもらうことに繋がるのではと感じた。

・自分たちの周りから何か環境を変えていかないといけないという気持ちになった。このPFAS問題だけではなく、動けば、これだけ世の中に訴えかければ変わるんだと番組を見て勇気をもらえた。

・「自分が訴え、頑張って署名を集め町議会に上げたことが無かった事にされてしまうこの世の中って」という仲宗根さんの言葉に、基地問題をはじめとする様々な県民感情が集約されていると思った。

・情緒的な音楽の使い方をしていると感じた。いろいろ判断した上での演出だと思うが、そこでちょっと引く人もいるかもしれないと思った。今回もう少しクールにしてもいいかなという気がした。

・沖縄の基地に由来する環境汚染問題の深刻さ。そしてウチナーンチュとアメリカ本国、日本本土に住んでいる基地周辺住民の命の重さのあまりにも大きな格差、二重基準。この3点で非常に考えさせられる優れた番組だった。

・米国での健康被害の事例や市民運動が議会を動かし法律制定までいった事、環境基準が相当厳しくなっている実情を交えることで、日本の行政の取り組みの遅れを浮き彫りにすることができたと思う。

・今回もある個人や、何人かをヒロインにしている。この辺は言い方が難しいが、逆にヒロインにせず、こういう活動は当たり前なんだという雰囲気を作り、基地に対しても、或いは今の政治に対してもどんどん公で発言することが普通になってほしいと感じた。

出席:宮城能彦委員長 松元剛副委員長 新城和博委員 我那覇奈緒委員 照屋ゆきの委員 真境名育恵委員
欠席:上間淳委員(レポート)

 

 

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