番組審議会
第441回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の番組審議会が、平成25年10月8日から、沖縄テレビ本社で5名の委員が出席して開催されました。
今回の議題は、沖縄芸人 限界ギリギリの笑学旅行 〜タイで爆笑とったるぞ!の旅〜 でした。
この番組は9月1日(日)16:00から85分枠で放送されたものです。
委員から次のような意見や要望が述べられました。
※ 沖縄の芸人が歴史的・文化的に繋がりの深い東南アジアのタイを旅して、沖縄の魅力と笑いを発信する番組の着眼点は良いが、ドタバタ劇的なバラエティー色が強すぎて、感動の部分が織り込めていない。
※ 限界ギリギリというタイトルに相応しい若手芸人を起用し、指令形式でミッションを遂行、タイの魅力を分かりやすくまとめた番組だ。
※ 芸人に痛い思いをさせたり、いじめや、怖い思いをさせ、お笑いを取る内容。次回はお笑いではなくて、別の角度でアジアと沖縄が結びつき交流を深める番組を作ってほしい。
※ 沖縄のお笑い芸人の質の高さを目指すと共に、出演する芸人それぞれの個性を活かす演出構成が必要だった。
※ 単にお笑いを取るだけではなく、沖縄とタイの芸能や食文化を盛り込むと、沖縄とタイの交流という点で深みがより増した
※ 思い切った沖縄独自のバラエティー旅番組だ。沖縄の若い芸人が世界へ旅立ち、沖縄の魅力を伝えるミッションを果たすという、これまでにない番組だった。
※ 7名の芸人が体を張ったにも関わらず盛り上がりに欠けた。全体的に作り込みが甘く、芸人のリアクションが中途半端で、沖縄の魅力もタイの魅力も伝わってこない旅番組になっている。
< 審議委員 >
稲垣 純一委員長・山内 カンナ副委員長・宮城 能彦委員
玻名城 泰山委員・山川 厚子委員