番組審議会
第440回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の番組審議会が、平成25年9月10日から沖縄テレビ本社で6名の委員が出席して開催されました。
今回の議題は、OTV報道スペシャル 地球の宝が棲む島
〜沖縄・奄美の生きものたち〜 でした。
この番組は8月31日(土)9:55からの55分枠で放送されたものです。
委員から次のような意見や要望が述べられました。
※ 貴重な映像資料を数多く取り入れ、学術的内容も含めて構成され勉強になる。生き物への興味や地域の良さを学べる環境教育の教材になる。
※ 山原の自然をどう守るか、例えば犬や猫を捨てないようにとか、ヤンバルクイナを車でひかないように等、自然保護に踏み出した番組にチャレンジして欲しい。
※ 小動物の存在から地球の歴史を感じることができた。北琉球・中琉球・南琉球という3つの区分けも認識でき、沖縄本島と奄美の特質や類似性を分かりやすく伝えていた。
※ 制作に相当な時間を要したことは番組を見ただけで伺い知ることができる。これだけの動植物を網羅するにあたってスタッフの地道な積み重ねを感じとれた。
※ 動植物の名前は興味を持ったときに、正しく認識したいという気持ちが起こる。字幕などで丁寧に仕上げてくれれば、分かりやすい番組になった。
※ 沖縄・奄美の自然の美しさが見事に撮影されている。カメラの技術レベル高い。ビデオ図鑑として優れたもので、それぞれの種の個体と、生息している環境が高精細で映し出されている。
※ 琉球列島には多くの生き物がいる。今回は鳥類・両生類・爬虫類に的を絞ったが、他にも、植物や昆虫・哺乳類についても取り上げて欲しい。
< 審議委員 >
稲垣 純一委員長・山内 カンナ副委員長・宮城 能彦委員
山内 彰委員・山川 厚子委員・嘉数 道彦委員